如月は短い。気がつけば弥生。明日は上巳の節句を迎えます。
沖縄の喜如嘉へ芭蕉布つくりのワークショップ、芭蕉布今昔展、自然布展、シンポジウム、
そして、その後の琉球染織工房巡りの旅から早くもひと月以上が経過してしまいました(+_+)
初夏のようだった沖縄から戻ってきたら、東京は45年ぶりの記録的大雪だったり、
その中を京都へ向かったり…。
たくさんの方との出会いがあった充実の染織工房巡りレポートのつづきをお届けします。

首里花倉織の伊藤峯子先生の工房へ / 琉球染織巡りの旅 その16   のつづき(^-^)/

大城廣四郎織物工房の三代目である、大城拓也さんのNUNU工房へサーチ

屋根にはシーサー。沖縄らしい趣あるご自宅兼工房です。


遠く沖縄まできて、海で遊ばず観光もせず、ひたすら染織工房見学の旅。
糸づくりから布になるまで、素材は?色は?織りは?できあがりのイメージは?
どんなコーディネートであわせ着て欲しい?
つくっていらっしゃる方からしたら、何でそんなことまで気になるの…?
と思われるようなことも気になる、きものオタクなので、工房見学に時間がかかるσ(^_^;)
食事の時間ももったいないあせるの旅となり、お弁当を購入して拓也さんの工房でいただきました♪
ボリュームたっぷりでリーズナブルのお弁当にびっくり~(ノ゚ο゚)ノ

作品をみせていただきました目
あれ、きものじゃない…(・_・;)
大城廣四郎を祖父に持つ彼は新しい布をつくりだしているようです。
こちらはビームスからの依頼でつくられたという、琉球藍のデニムジャケット

襟裏やカフスには琉球絣の柄が入っています。

ミチココシノのyen jeans もつくっていらっしゃいます。これも琉球藍。

織物作家はやはり、猫好きのようですねにゃー黒猫ちゃんがいました。


糸巻きに巻かれていたのは、かなり太い糸。ラオスで入手した糸だそう。

ラオスの織物にインスパイアされ沖縄てぬぐい(ティーサージ)を織っていらっしゃるところでした。

今は伝統的な織物へ興味が向いているとのこと。これからの作品づくりが楽しみです~♪

二玉の琉球絣、いつかつくってくださ~い。

拓也さん所蔵の、大城廣四郎の反物。
蘇鉄と燕の柄の琉球藍の絣、素敵!もろ好みです恋の矢

十字絣も美しい~キラキラ



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