行司装束のつづきです軍配
後ほどまとめリンクをつくるつもりですがしばしお付き合いくださいませm(_ _ )m

角界は階級が装束の色や形に色濃く表れ、その良さが生かされているとても貴重な場所です。
行司も階級が上がるごとに装束が変わっていきます。

余談ですが、視覚的に身分を表現する装束による洗脳は日本の歴史と密接な関りをもっています。
共立女子大学の長崎巌先生によると、支配するものと支配されるものが同じものを着たとき
身分制度は崩れるのだそうです。
NHK大河ドラマ「平清盛」の時代はその例のひとつで、(ドラマ衣装考証は違ってますが…)
武士の棟梁であった清盛に公家の装束の着用を許したことから公家社会の身分制度が崩壊し
武士の台頭のきっかけとなったともいわれています。
こういった歴史の側面からもわかりますが、階級によって装束の違いがあるというのは、
士気を高め前進への意欲をあげるものかもしれません。

行司装束の直垂は、幕下格以下は木綿地なので染め生地、十両格以上は絹織物となり夏物と冬物
があり模様は織りだされています。5月場所の織物は紋紗地のものがほとんどだったようです。

【階級】三役格行司
【菊綴、房色】朱
【履物、物具】白足袋、上草履、印籠
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順不同です。
後ほど、立ち行司装束をあげます('-^*)/


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