昨日のブログ「知らなければこう見える」にたくさんのメッセージありがとうございましたヽ(゚◇゚ )ノ

ヴァレンタインデー♪は、ハートに見えなくもない、小袖文様によくみられる葵文様の帯を
志ま亀の小紋にコーディネートしてみました。
志ま亀さんのきものには志ま亀さんでトータルコーディネートすることがほとんどですが、
(きものの中でも『志ま亀』という国の民族衣装だと思っているので…)
この帯は古典柄で色目も似ていることから上手くあったと思います。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
松文様の絞りの帯あげは加藤萬、帯〆は志ま亀
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
失礼、八掛が見えてますが(^o^;)、最近は共色で染めていただくことが多いです。
傘は先日買ったばかりのHANWAYの24本富士絹の新色ドキドキ
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
縮緬地に宝尽くしの刺繍のバッグはえり秀、晴雨兼用ぞうりは伊と忠
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

文楽へのいざない(1)のつづき。楽しみにしていた楽屋見学です目
※撮影ときものカンタービレ♪への掲載許可をいただいております。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
重要無形文化財保持者の方々の楽屋
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
人形と人形遣いの方が履く舞台下駄。うらには草鞋がついています。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

床山でのかしらさんのお話メモ
人形のかしらは造り置きせずに公演ごとに役柄に応じて人形師がかしらを整えて床山さんが
髪を結い上げ、衣裳さんが用意したものを人形遣いが着付けて仕上げるのだそう。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
第三部の「菅原伝授手習鑑」の岩長姫。姫の顔から大蛇の顔へ。一瞬で顔が変化( ̄□ ̄;)!!
後の束ねた髪はヤクの毛。
きもの文化検定1級の練習問題にもでてきたヤクの毛ビックリマーク 詳細はこちらの記事に
「どうしてわざわざ輸入してまでヤクの毛をつかったのですか?」と質問してみると、
昔は中国から輸入する陶器などを割れないように包む梱包財としてヤクの毛がつかわれて
いて、それが自然に日本へ入ってきたという解答をいただきましたひらめき電球
なんだかとってもスッキリヘ(゚∀゚*)ノ
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
人形につかわれている髪の毛は人毛。1本1本手作業で括っています。
中国の山岳民族の方の髪の毛を染め直したものなのだそう。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

衣裳方さんのお話メモ 
人形の衣裳は都度脱がされてかしらとは別にボテという行李(こうり)に保管されています。
役によって衣裳方がきものを揃え人形遣いが都度着付けます。人形拵えというのだそうです。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
広げるとこんな感じ。胴体には左手が入るのでへちまで作った肩に衿をつけるだけ。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
人形の衣裳の生地は、表地は正絹で裏地は木綿。
水色、藤色は照明であっという間に焼けてしまうとおっしゃっていました。
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

文楽の楽屋に入って実際に見て直接お話を聴けるということは、滅多にないので貴重な体験キラキラ
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

舞台裏の見学と特別セミナーの記事はあとであげます。


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