衣紋道高倉流『衣文はじめの儀』『許状授与式』『直会(なおらい)の宴』へ。

会場はホテルニューオータニ鳳凰の間。
高円宮妃久子殿下、典子女王殿下をお迎えしての儀式、式典、宴です。
有職文化研究所にて高倉流宗会頭でいらっしゃる仙石宗久先生の講義を受講させていた
だいているご縁で、この度はじめて参列させていただきました。

高倉流の催しやセミナーには度々参加させていただいておりますが、その際の直門の方々の
装いは、小袖に袴姿、もしくは五衣唐衣裳(十二単)、束帯、袿袴、狩衣、など装束姿…(゚_゚i)
こういった会にはどういうものを着ていけば良いのか、色々と悩みました。
「丁寧にしたほうが軽くするよりも罪にはならないので礼を尽くした装いで」という
木村孝先生のお言葉に従って、三つ紋付色留袖にいたしました。

大彦の梅に葦舟文様の刺繍色留袖に龍村美術織物の瑞鳥唐草文様の袋帯をコーディネート。
※プロフィールの写真では、同じ色留袖に蜀江錦文様の綴袋帯をあわせています。
きもの カンタービレ♪
きもの カンタービレ♪  
龍村美術織物の方に、大彦ブルーの色留袖にこの袋帯は色は合うけど軽すぎるのでは~?
と、別なものをすすめられたのですが、マイワードローブとしてもこの袋帯は合わせやすいし、
金銀しすぎていないものでコーディネートしたかったので購入して良かったと思っております。
きもの カンタービレ♪
きもの カンタービレ♪
卵の白身をつかった独特の糊置きで描く氷割の地紋が大彦の特徴のひとつなのだそう。
先日の上品
會にて大彦に詳しい方に教えていただきました。
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
あーっ!ブログにあげてから今頃気がつきました。
帯〆は水引の色と同じように左に赤がくるようにしなければいけなかったのにΣ(゚д゚;)
この場合は橙だからギリギリセーフ?でも何で気がつかなかったんだろう、、、
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
バッグは岩田、ぞうりは四谷・三栄の12段グラデーション
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
日常きもの生活をしておりますので、着つけは得意!っと申しあげたいところですが、こういった
きちんとしたお席に招かれた場合は、美容室でヘアも着つけもお願いすることにしております。
きもの カンタービレ♪
私がお願いしたのは以下の3点
●トップにボリュームをだす●前髪あり●色留袖ですが若々しく

ですが、式典の前に撮影と着てきたきものと帯を引き取りに来てくれた夫からは、
「毛の流れが不揃いでデコボコ…写真を撮ったときのシルエットが悪い!」とダメだし。
でもね、今更どうしようもないでのです…ヽ(;´Д`)ノ
シルエットですね、今後気をつけます。ハイ。
きもの カンタービレ♪ きもの カンタービレ♪
式典の前に撮影しているところをご参列の方々に目撃され、
「なんてお優しいご主人さまなの~ラブラブ」と、夫を絶賛していただきました(^▽^;)

会場の皆さまのきものの美しさに夫曰く、
「あんなに大勢のきもの姿をみてもウザイと思わなかったのは初めてかも。
ああいうの見ていたらいいきものが欲しくなるわけだなあ~」と、ポツリ(-。-;)

そう、いるところにはいるんです、素晴らしいきものを上品に着こなす方々が…。
衣文はじめの儀パーティーの様子 は後ほど別記事にてあげます。