東京近郊の花火大会は、本日の多摩川花火大会が最後でないでしょうか 打ち上げ花火
暑さはまだまだつづいておりますが、いよいよ夏も終わりです。

竺仙さんの綿コーマの注染ゆかたに、赤い献上博多の半巾帯をあわせました。
白地に藍の流水に蛇籠、朝顔と秋草の意匠という最も伝統的なもの。
白地のゆかたは病人っぽくなってしまいがちなので、昼間の外出で着ることは
ございませんが、夜は白地の一色染めのゆかたのほうが、断然美人キラキラ
にみえる気がします。特に、闇夜を背景にした花火大会ではおすすめです合格
昨今はカラフルな〝ゆかた〟や〝きもの〟っぽくみえるものが流行のようですが、
日本の夏にはスッキリとした伝統的な着こなしのほうが、良い気がいたしますドキドキ
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

花火大会にはいきませんが、家にあった線香花火で夏の名残りを楽しみます 線香花火
線香花火には四段階の名前がつけられていて、
火がついて玉のように膨らんだ状態を“牡丹”、玉が激しく火花を発する状態を“松葉”、
火が低調になってきた状態を“柳”、消える直前を“散り菊”、といいます。
何とも風情がありますよね。
江戸時代には香炉に線香のようにたてて楽しんだことから、線香花火といわれるそうです。
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ゆかた◆白地 藍 流水に蛇籠 朝顔、萩、撫子、桔梗、綿コーマ/竺仙
帯◆赤地 献上博多 半巾帯/帯問屋 浅野
下駄◆臙脂色 縞台 市松格子花緒/四谷•三栄


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