この週末は、久しぶりに家でゆったり過ごしております。
長板中形のゆかたで近所へ夕涼みうちわ とはいっても、暑いですが…あせる
重ね着するきもののほうが、綿の〝ゆかた〟よりも涼しく感じるから不思議です。

長板中形の特徴はなんといっても“両面同板染め”。
6.5mの長板に白生地を張り、型紙をおいてヘラで防染糊をおきます。
生地を乾かした後、さらに生地の裏に表の模様とピッタリ重なるように糊をおきます。
その後、藍に何度も浸す“浸け染”です。
江戸小紋のようにヘラで染める『しごき』は片面だけ糊をおけばよいのですが、
これは何度も藍に浸すために両面に糊をおく必要があるんですね。

白地のゆかたは夜に映えるので、花火大会向きです花火
日中だと、病人っぽくみえてしまうんですよね… (゚_゚i)
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

ゆかた◆白地 藍 雪輪に百花 長板中形/竺仙
帯◆黄緑×黄色 両面 9寸 半巾帯/帯問屋 浅野
下駄◆畳表 真田紐花緒 /芝山小町
日傘◆若草色 芭蕉布 紅型 /屋富祖幸子(やふそ紅型工房)

ちょうど1年前の2009年8月1日は、やはり長板中形の〝ゆかた〟で納涼屋形船でした屋形船
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪
きもの カンタービレ♪きもの カンタービレ♪

ゆかた◆白地 藍 燕 長板中形/竺仙
帯◆赤 独狐 半巾帯/帯問屋 浅野
下駄◆臙脂色縞台 格子花緒/四谷•三栄
バッグ◆オレンジ×茶色 雀 トート/松枝忍


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