3月ガーベラになりました。大泉ですニコ

サニーウイング関屋近くの学校でも卒業式や合格発表で嬉しい春も決心の春もあったようです。

出会いと別れの季節ですね。

昨年の晩秋の事。

毎日ヘルパーさんの訪問を楽しみに、一人で気丈に暮らされていた方おばあちゃんの体調が良く無いようだ、とヘルパーさんから報告を受けました。

 

今後の事も考えて、成年後見人の申請を考えていた矢先の事です。

 

以前から、呼吸器が弱く定期受診と内服が欠かせず一緒にかかりつけの医院病院に行った事も何回かあったので、今回も一緒に受診し、主治医に経緯と現状の報告を行いましたが、お体の状態が思ったよりも良くない為、入院が良いだろうとのDrの見解で救急搬送救急車になりました。

 

ご本人は「入院は絶対嫌だ。」と言われますが、一人暮らしの家に帰す訳にいかず、一緒に病院へ…。

 

診察とレントゲンの結果…

本来ならば、ご家族親族のどなたかに病状説明等を行うはずですが、急でもあり、親族と疎遠になっている為に取りあえずご本人に一番近い(と思われる)担当ケアマネの私と訪問介護ステーションのサービス提供責任者がご本人とは別の部屋に呼ばれ、医師から病名と予後の説明がガーン

 

重すぎる現実を何とか受け止めつつ、連絡や調整を行いましたが、親族の方からは対応を拒否され、地域包括支援センターやお住いの地域の民生委員さん、区役所にも今後について相談していました。

 

何度かお見舞いに行くたびに、笑顔が少なくなっていきます。顔馴染の大好きなヘルパーさんにも病院に顔を出してもらいましたが「体中が痛い」「帰りたい」「みんなに会いたい」と気弱な事を言う様になり、12月の或る日、息を引き取られました。

 

ご葬儀や火葬の手続き等、他人では出来ない事も多く行政にも間に入ってもらいながら市の共同墓地に落ち着かれる事になりました。

もっと早く後見人の手続きをしていれば…、体調の変化にもっと早く気付いていたら…等

 

その方に学ばせてい頂きました。桜*sakura*の季節がもうすぐです。

出会いと別れの連続にふっ…と立ち止まって思う事も一入です。

今日はこのへんで。