こんにちは
今回のブログは笹川が担当です
つい先日まで暑い暑いと騒いでいましたが、最近では朝晩と寒いくらいになりました。
1日の中でも気温の変化が激しくなって体調管理が難しくなりました。
皆さんも十分に気を付けて下さいませ。
さて今回は在宅で介護していてご家族様が施設入所や有料老人ホームなどへの入居を考える理由やきっかけを考えてみたいと思います。
在宅での介護と言っても独居から多世代同居、アパートの一室から一軒家まで様々なケースがあります。
その中でも住宅環境(手すりや段差の不備など)で入所を考えるまでにはなかなか至らないとは思います。
やはり多いのは認知症による問題行動が悪化してご家族様が対応できなくなった時や、独居の方は火事などの心配で近所の方々へ迷惑がかかるようになった時などが多いと感じています。
認知症の問題行動にも色々あってその家庭の事情によっても様々です。
たまたま家族に介護関係者などが居ればまだ良いですが、殆どの家庭では介護の知識も技術もありません。
普通の家庭では排泄や徘徊などの悪化がきっかけで入所を考え始めたと良く聞きます。
そこまで至るにはご家族様の介護負担(肉体的・精神的にも)も相当大きなものだと思います。
昔ほどではありませんが今でもご家族様で今まで頑張って介護してきたけれどどうにもならなくなってから相談に訪れる方もいます。
もう少し早い段階で相談してもらっていたらと思った事も何度かあります。
いずれは施設入所もあり得る事だとしてもその間の在宅での介護体制や介護期間などご家族様の負担を軽減する事も我々ケアマネジャーの仕事です。
ご家族様が100%満足するまでにはいかなくても色々の提案はできます。
頑張り過ぎない事も家族介護では大事な事だと思っています。
在宅での介護などは無いに越した事はありませんが、皆さんももしもの時は早め早めの相談をお勧めします。