うまいものには目がなくて
今日は、南箱根でゆっくり温泉三昧。
久しぶりにしっかり運動をしたので、熱めの湯につかりよく冷えた白ワインで、体と心を癒します。
ワインは、お気に入りのグレース2006ビンテージ デラウエア。いつもながら、爽やかな味わいです。
そして、ワインを楽しみながら、途中になっていた「うまいものには目がなくて」を読了。
日本全国の名店・おいしい物の紹介の本。1980年代に書かれたもので、少しぜれもあるが、今でも名店というところが多そうである。銀座「ロオジェ」、滋賀「招福楼」、三重「伊勢観光ホテル」など超有名店から、地方で見つけた板前料理や地元の名店の料理が、店構えの雰囲気から、メニューの一品ごとの感想まで丁寧に書かれていて、楽しい一冊。
その中で、懐かしい店も紹介されていた。
岐阜の「潜龍」、ステーキと牛乳のしゃぶしゃぶの店である。長良川河畔のこの店には、何度か連れて行っていただいたことがあるが、いつも牛乳のしゃぶしゃぶを二階の座敷でいただき、しゃぶしゃぶの店と理解していた。本によれば、それぞれ決まった部屋でいただく仕組みのようだ。牛乳の鍋に肉をいれるしゃぶしゃぶは、ここで最初に食べたが、これより美味しい牛乳しゃぶしゃぶにはまだ出会っていない。一度くらい、ステーキもご馳走になってればと、卑しく思ってしまう。
また、食べに行きたい店です。
- 森須 滋郎
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