海味(うみ)[南青山]
住所 東京都港区南青山3-2-8 三南ビル 1F
電話 03-301-3368
営業時間 18:00~24:00(L.O)
定休日 日・祝
ミシュランガイドブック東京2008
先月予約してたのですが、
友人が急用で残念ながらキャンセルに。。
友人にまた予約を取ってもらい、本日初訪問です。
しっぽり女二人で御寿司。。と思いきや。。
(下記に続く。。)
渋い店構え
外苑西通り沿いとはいえ、
お店を知っている友人に連れて行ってもらわなかったら通り過ぎていたかも。。
店内に入った途端、「 いらっしゃいませ~~」と、威勢のいい声が飛び交います。
活気があり過ぎてちょっとびっくり
店内の狭さにも驚きです
「鮨 さいとう」 よりは、広いですけど。。
友人曰く予約の時点では、
最初テーブル席でカウンターが空いたら席の移動するという話だったようですが(予約した時間が微妙だったみたいです)
最初からカウンターに案内されました。
よかった~
着座すると、大将の威勢のいい声でのご挨拶
(これがまた、狭い店内中に大将の元気な声がよく響きます)
「本日は、食べて頂きたいネタが沢山ございますので、最後までどうぞお付き合いくださいませ」と大将。
こちらこそ宜しくお願いしま~す。。
スタッフ全員が元気で(ホールの人も)、
こんなに活気のある寿司屋さんに来たのは初めて。。かな
というわけで、雰囲気的に女二人でしっぽり。。
とはいかなくなりました。。
少々場の雰囲気に慣れず、店内キョロキョロ
上の写真は 、私達が座ったカウンター一番奥の席の壁に飾られていた包丁です
何やらサインが一杯書かれてあります。
大将とお隣に座っていた方にお断りをして、承諾を得てから写真を撮らせて頂きました。
本日は、お任せで頼みました
とりあえず、ビールで乾杯
菜の花とつぶ貝のジュレ
能登の黒もずく
中トロの握り
いきなり中トロ登場ですそれも握り
舎利は硬めで、私の好きな赤酢の舎利でした
まろやかな赤酢の舎利です。
握りも巻物も全て赤酢の舎利でした。
全て赤酢の寿司屋さんは、「あら輝」以来。。。かな
本山葵
大将が、目の前で摩り下ろしてくれた本山葵。
山葵のみで食べてみましたが、
これがまた鼻から抜ける香りが何ともいい香り。
純米吟醸 亀治好日(かめじこうじつ)
純米吟醸 亀治好日(かめじこうじつ)
日本酒度 +5
アルコール度 15,3%
精米歩合 55%
美味しくて、御代りしちゃいました
ガリ
こちらでは、ガリがスライスではなくブロックです。
酸味が調度良くて、これをつまみに日本酒 がすすんでしまいました
鰯(つまみ)
一切れは生姜醤油で、もう一切れは山葵醤油で頂きました。
玉子
これもまた早い段階で玉子が登場
熱々でぷるんぷるんの玉子。(写真では分かりませんが、湯気がすごい出てます。)
美味しい~~
箸を入れるとじゅわ~っと出汁が溢れ出てきます。
鮎並(つまみ)
鮎並の付けタレ
左が、とろみを付けたポンズと擦った生姜。右が、梅肉。
干し数の子(つまみ)
この干し数の子は、3ヶ月天日干しし20日かけて戻して、大吟醸(阿部亀治)で浸けたものだそうです。
これもまた、日本酒の友ですね。。
もっと食べたい。。
茹で蛸(つまみ)
塩と、荏胡麻(えごま)で頂きます。
えごまは初めて食しましたけど、粉末の鰹ダシみたいなアミノ酸系の味がしました。
【荏胡麻】
・ 別名「ジュウネン」と呼ばれる東南アジア原産のシソ科の一年草。「ごま」とは全く違うもの。
・ αリノレン酸と、ルテリンというポリフェノールを多く含有している。
とり貝(つまみ)
ニョロニョロ動いてます思わず動画で撮ろうかと思いました。
食べると兎に角甘くてびっくり
純米大吟醸 阿部亀治
純米大吟醸 阿部亀治
日本酒度 +3
アルコール 17度以上18度未満
精米歩合 40%
これも御代りしました~
蛍烏賊のつまみ
雲丹
板に載って出てきた雲丹。何処の雲丹だった。。。かしら
済みません。既に酔っ払いモード入ってます
毛蟹の巻物
ちょっと美しさには欠けますが、毛蟹がいっぱい詰まっていて美味しい。。
巻物を、赤酢の舎利で頂くのは新鮮です。
沢庵の燻製墨烏賊の握り
烏賊を煮切りで頂くのはまた新鮮。
いつもお塩と酢橘で頂くことが多いので。。
石鯛の握り
茄子の香の物
鰆の握り
松前昆布とスルメに浸けたそうです。
ムツの握り
小ハダ
雲丹の軍艦
甘海老の握り
は、ぷりっぷりかなり甘いです。
蛤の握り
九十九里産の蛤。
赤身漬けの握り
蝦蛄の握り
実は、生まれて初めて蝦蛄を食しました
大好きな海老と形状が似ているのに、食わず嫌いで食べたことなかったんですよね
蝦蛄美味しかったです。これで、食わず嫌い克服だわ~ パチパチ。
大トロの握り
大トロダブル
お隣の席の方が、こちらもどうぞ撮ってくださいと言って頂いて、(済みません)
大トロ握りのツインショットが実現です
あっという間に融けて無くなってしまいました
サーモンの握り
穴子の握り
「煮詰めでお願いします」。。とお願いしたら、
「今は穴子が美味しくない時期なので、私にお任せください」と大将。
お酒と醤油で煮た穴子だそうです。
普通に美味しかったですが、これで美味しくない穴子なんですか
大将が穴子の美味しい時期は、6月。。って言ってたかな。
(済みません。記憶が定かではないです)
椀
海苔と白菜の椀。
トロタクの巻物
これもまた、美しさに欠けますが。。美味しいからまっいっか
トロタクといえば、銀座の「乾山」思い出してしまいました。
このお店の〆には必ず頼んでました。(通は、乾瓢巻きで〆るみたいですけど。。通ではないので。。)
乾瓢巻き
甘過ぎない乾瓢でした。
好みがありますが、私はあまり甘くない方の乾瓢が好きなので、調度よかったです。
煮鮑の握り
本日もよく食べよく飲みました~。
実はもうちょっと、食べられたカナ。。
大将がまたいい人で、且つ、エンターティナーな方(ある意味)だったので、
終始笑いっ放しでした。
本日一緒だった大阪出身である友人曰く、大阪にはこういったスタイルのお寿司屋さんが多いのだとか。。
東京にはあまりこういったお店が少ないと。。 残念がってました。。
私はどちらもOKです
帰り際に、大将からご丁寧にお名刺を頂戴いたしました。
また近い内に、面白い大将に会いに伺いたいです