台湾華語 1)文法篇⑪ “氣到要死”「死ぬほどあったま来たぜ」 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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華語の様態補語(程度補語)は基本的に“得”という構造助詞を用いて導く。“你說得對”。や“他漢語說得很流利。”とかね。

台湾ではこの文型に介詞(前置詞)“到”を使うことも多い。これも台湾華語の特徴と言えるだろう。

  我聽到這句話簡直氣到要死
  その話を聞いてマジで死ぬほど頭きたぜ。

これも例の如く台湾語の影響が大きい。台湾語の様態(程度)補語は介詞(前置詞)“甲(kah)”で導かれる。“到(kah)”の字が使われることもある。『東方台湾語辞典』には、“到(kah)”は到(kau)”が音便変化したものという説明がある。 

  氣到欲死。Khì kah beh-sí..)
  死ぬほど腹立つわあ。

まさにまさに、“氣到要死”そんままですね。