飼い主は娘ちゃんが春休みになったので、

土日を除いてしばらくは、まったり自由きままに

春の陽気を感じながら過ごそうと思います。

 

去年の夏あたりを始点として、

多方面で忙しくなり・・・・1月は節目でもあり、

今日やっと、ゆっくり過ごせるかなと

思える日が来ました。

「はぁ~~(´ω`;)疲れた・・・」ばかり

呟いてた気がする。やだやだ。

 

そして私はついに、アラサーになりました。

ちょっと、ほっぺたの弾力がなくなり

筋肉痛が長引くようになってきた気がします。

 

 

さてさて。来週の話ですが、

ドラミちゃん&うるる君から1月に生まれた

3姉弟の真ん中の2号ちゃんを里親様が

お迎えにいらっしゃいます。

 

こちらで2号ちゃんの様子をお伝えするのも

残り8日となりました。

 

こちらが里親様を募集する前に

里親様から「立候補させてください」とのご連絡をいただいて、

私はそれまで「生まれたはいいけど・・・

お迎えしたいっていう人は少ないんじゃないかな。

いや。。。むしろ、いないかもしれない」

と思っていたので、本当に驚きました。

その驚きも、里親様とご連絡を重ねるごとに

嬉しさに変っていき、今では感謝の気持ちで一杯です。

 

 

2号ちゃんの最近の様子は、私がサザナミ部屋に

入るとすぐケージの網から覗くように

見つめてくるのですが、ケージに手を入れると

驚いて逃げてしまいますが、1度握って

優しく話しかけていると、じっと話を聞いてくれます。

ニギコロも一瞬だけ出来るようになりました。

ステップアップは、なかなか難しい・・・

指にとまって人間のお話を聞くより

飛ぶほうが好きみたいです。

まあ、上手に飛べるようになったので

嬉しくて仕方ないのかなあと思います。

 

2号ちゃんは、人間とも、他のインコとも

適度に距離を保って良い関係が保てる子だと

私は感じています。

まだまだ、どこか「ぽわ~ん」と

抜けているような子なので、

これからしっかりと確立されていくと思います。

 

毎日、

「素敵なお名前をもらえるといいね(*^^*)」

「新しいお父さんお母さんを、幸せにしてあげるんだよ~。

2号ちゃんも幸せになっていいんだよ~。」

「お姉ちゃんたちから離れてしまうけど、

新しいお家には、お兄さんがいるみたいだよ。

仲良くなれたらいいね~。きっと優しいお兄さんだよ。

挨拶はしっかりするんだよ~。」

と、色んなことを2号ちゃんに話しかけています。

 

ここから巣立つ日まで、大切に、大切に育てています。

それは、「私の子だから」ではなくて

「生まれた瞬間から死ぬまで幸せでいて欲しいから」。

 

季節柄、ちょうど別れと出会いの春で、

私の胸のうちは、

1人の息子の新たな門出を祝う気持ちに溢れています。

 

 

 

春は「春愁」という言葉をよく思い出します。

 

寒くて厳しい冬があけ、芽吹き、花が咲き

幸せな季節なのに、急に吹く冷たい風や

「気圧のせい?」と思うような頭痛などで

体のリズムが崩れるせいか、

ふと物思いにふける時間があったり・・・

ちょっと憂鬱な気持ちになったり・・・・、

新学期・新社会人などで気持ちが落ち着かず

悩みの種が、ぽとり、ぽとり・・・と

身のまわりに落ちてゆく時期でもあり、

外に出れば柔らかくて温かい日差しと

花のかおり、川のせせらぎ、鳥のなきごえ

すべて、あちこちで小さな幸せの気配があるのに。

「春愁」・・・・たったの2文字なのに、

とても納得させられる言葉で、初めて知った日から

いつまでたってもしっかりと覚えている言葉のひとつです。

 

 

でも、私は、この春はとても良い気持ちです。

 

私のなかでずっと、

可愛くて純粋なまま育ってくれた2号ちゃん。

これから成長していくなかで、里親さんを沢山困らせたり

悲しませたりすることもあるかもしれません。

でも、それも全て”幸せ”です。

 

その幸せを、サザナミを通して届けるお役目を

これからも続けられると良いな・・・、と思っています。