最近、ドル円がこう着状態と思っていたら三角持合いを上に超えて122円に向かって、再び上昇してきた。
どう考えてもドル円が上がるのはそろそろ変だと思っているけれども、GPIFなどの官製相場だからついていくしかないだろう。
ここからドル円がさらに上がる他の理由があるとしたら、日経株の上昇につられて上昇していくか、黒田日銀のバズーカ砲第三弾のみ?どっちももちろん可能性はある。
もっとも、バズーカ3弾が9月に撃たれたらさすがにドル円はピークだろうと思う。
もうこれ以上上がる理由が当座ないというのが理由だが、巷で言われているのは米株の下げの可能性もそろそろあるのかな??って思う。
日経CNBCの調査かなにかで、3カ月以内に米株が急落する可能性があるかもと答えた人が60%もあった。
その懸念が当たって、米株が急落(短時日で20~30%)すれば、一瞬でリスクオフになり、ドル円は下がるだろう。
「どこまで?」
って考えても、米株の下げ具合によるので分かりようがないが、とりあえず、区切りが言い数字としては、115円位?あるいは110円?
でも、こういう調査や専門家達の予測は大抵当たらない。
当たるのはマイノリティの人たちが、たまたま言ったその言葉がマスコミに意図的に流された時だけというのが常。 そういう人たちは、後であの時を言い当てたんだと言って自己宣伝をし、挙句の果てに「今度はこんなことが起こるぞー!」ってなことを言う。
前に当たった(ということにして)!今度も!!
とみんな固唾をのんで持ちかまえるけれども、そういうことはまず起こらない。
それで、人々は時間と共に忘れてしまう...
「なにもなかったね~。株はずっと上がるかも...」
ってことになる。
そういうことを忘れたころに、株の急落は突如始まる!
前出のCNBCの報道では、3カ月以内に60%の人がそう思ってるから、実際はもっと時間がかかるのかもしれない。
「下がりをトリガーするその理由は?」
「FRBが金利上げる→米国債下がり、株かも下がる...」
でもそれじゃ、分かりすぎちゃっててつまらない...。
結局予想外のことが起こる。
タイミングって人知では計り知れないものなんだろうということなのかも。