月曜日は「チャイニーズニューイヤー」にちなんで、学校や幼稚園で中国の新年を祝うイベントで盛り上がっていた。
園内も校内も赤い提灯がズラリと飾られ、お年玉袋(中身はお金に見えるチョコレート)が配られたり、それにちなんだ授業があったり、猿のお面を作ったりと、国際色の無いカーライルの子供達には他国文化を学ぶ良い機会だなと考えていた私。

さて月曜の午後。
娘を迎えに行った車中で「今日何やったん?」と聞いた。
娘は「体育で猿の真似やった」と言った。
申年の由来や理由を学ぶのではなく、真似やったんかいな・・・
ただ「楽しかった」と言っていたので、それも良し。

娘は「それとチャイニーズニューイヤーやから、料理した」と言った。
おお!!中華料理か何か作ったんか!!
と娘に聞くと「スパゲッティ ナポリターナ作った」と言った。
おっと・・それはヨーロッパのアノ国の食べものちゃうんか・・

思わず「焼きそばちゃうの?」と聞き返した。
娘は「せやからさっきも言うたけど、スパゲッティ ナポリターナやった。野菜が一杯入ったトマトソースやったから、美味しかった」と言った。

ナゼあんなに「中国」一色やったのに、そこイタリアンになってもうたのか・・イタリアの国旗
先生、ちゃんと調べへんかったんやろか・・
それとも材料が手に入らんかったか・・
スタッフが誰も違いを知らんかったんやろか・・

夫が帰宅し、「スパゲッティ ナポリターナやったらしいわ」と伝え失笑。
「そんな事なる?」と聞いた私に、「あり得るんちゃう?案外ちゃんと知らんまま、とりあえず異文化体験やっといたらエエんちゃう?的なノリでやってるかもよ」と言った。
イギリス人ならあり得るか・・・

いやいや・・しかし・・娘の担任など博士号を持つ教頭である。
そんな人が何も調べずやるだろうか・・
このネット時代に・・

とりあえず、娘はスパゲッティを堪能したので満足していたが・・・

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