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2014年11月23日

生きたい

テーマ:子育て
この夏、友人が亡くなった。
45歳であった。
20歳の前半に結婚した彼女は、44歳で長女を、翌年次女を授かった。
不妊治療に反対していた友人は、あくまで自然妊娠にこだわり、やっと出来た待望の子供だった。

下の子が1歳になってすぐ、末期のガンである事が判明。
余命は半年だった。
「やっと与えてもらった子供を置いて死ねるもんか!たとえ末期でも、半年を1年、1年を2年生きてやる!病気になんて絶対に負けない!」と闘志を振るった。

「今死ねば、下の子は私を覚えていないまま生きて行く。そんな辛いことは絶対にさせない」と、神を信じる事をやめ、病気を心底恨んだ。
医師から「無駄」と言われても、出来る限りの治療を受けた。

亡くなる2週間前、「もう私は眠らない」と眠る事をやめた。
「神に懇願し、どうか命をもう少し伸ばしてくれと頼んでも、それも聞き入れてもらえない。ならばせめて、我が子の寝顔を目に焼きつけ、天国に持って行きたい。そんなバカなと言われても、私は寝顔を見、このプクプクとした頬と手の感触を私の魂と共に持って行く。今日このあと10分後、私は死ぬかもしれないから」と眠るのをやめた。
その10日後、彼女は永眠した。

この記事を書くつもりはなかった。
読む人に関係もなければ、楽しい記事でもないからである。
しかし、自分の身の回りに虐待とまではいかないが、子を持つ有難さを感じずに生きる2人の嫁(旦那の兄嫁2人)がいて、それが時に無性に腹立たしい事がある。

自分の前夫との間の子供を、無かった事にしたい次男嫁。
子供の失敗を自分の恥となじる長男嫁。
こんな2人に健康があり、生きたかった友人には与えられなかった。
世は不公平なり。

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2014年11月22日

バームクーヘン

テーマ:食べ物
先日、義母の家のTVが爆音で付けっぱなしになっていたのであるが、その番組でドイツのお菓子が紹介されていた。
「バームクーヘン」が登場し、職人さんがゴゴー燃え滾る火の前でバームクーヘンを焼く。
長い棒にケーキの生地を流し、火の前でグルグル回転させると、例のあの焦げ目が付く。
そうして再び生地を・・と、何とも巨大で美味しそうなバームクーヘンが出ていた。

私は思わず「めっちゃ喰いたい」と言った。
旦那も「日本なんて、どこのコンビににもあるもんな~」と言った。
すると義母「バームクーヘンて何よ?」となった。

コレやがな!
目の前で放送されてるコレやがな!!

義母は「オーブンで焼かずに、火の前で焼く意味は何?」と聞いた。
それは知らん・・

「オーブンで焼いたら、こんな形状になれへんからちゃう?」と私。
「こんな形状にする意味は何?」と義母。
「・・・・」私。
そんなん・・考えた事もないわ。

イギリス人の旦那も改めて驚いたのであるが、こんなにドイツが近いのに、「バームクーヘン」が入って来ていない事に驚いた。
戦争中は(まあ一部、今もか・・)敵であったから、互いの国の美味しいモンは取り入れなかったのだろうが、素晴らしきヨーロッパのお菓子がこの小さな島国に入っていないのは何故なのか。

義母「そんなに美味しいお菓子なの?」と聞く。
私「いや・・失神するほど美味しいお菓子やないけども、コンビになどに売っていたら、何故か茶のお供に買ってしまっていた」と答えた。
旦那もよく昼に買っていたから「まあ、なんとなく、あったら食べてしまうお菓子やな」と答えた。

義母は「そんなに日本で有名なお菓子なのに、何故にこんな近いこの国では知られていないの?」と聞いた。
こっちが聞きたいわ・・

ここに住んでいて、別にバームクーヘンを「あー!!バームクーヘン食べたいわー」とは思った事はない。
それより「今すぐにミスタードーナツ、桜餅、塩豆大福が喰いたいわー」とは思う。

縁起がエエお菓子として、引き出物にも出るが、あれはたいてい美味しくない。
有名店ではあるが、何故かマズイ。
たまたま買った、その辺のバームクーヘンが美味かったりする。

義母から「今度、日本に行ったら、バームクーヘンを買ってきて」と言われたが、考えてみたら日本に行くより、ドイツの方が近いやん!!
飛行機で1時間そこらで着く。
しかも本場の手焼きが食べられる。

まあバームクーヘンのためにドイツに行くのもどうかと思うが・・。

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2014年11月21日

色んな人

テーマ:ブログ
さてブログを書いていて何ですが、どんな人が読んでいるのか全く分からないのが現状。
好んで読んでいる方ばかりではなく、批判的なのに結局読むんかい!!という人もいたりする。
価値観と思想が違う人が読むわけで、受け取り方は様々。

少し前、「朝日新聞の実態を書き、読まないように非難してくれ」とお願いのメッセージを頂いた。
当然、お断りした。
それは自分のブログでやっておくれやし。

また、とある外国で国際結婚されている日本人妻から「夫が販売している健康茶を評価する内容を記事内で書いてくれ」と来た。
もう「健康茶」と聞くだけで怪しく、それもお断りさせていただいた。
茶で健康になれると信じていない私が、何を評価できるはずもないからである。

また、ある方から頂いたメッセージ。
「イギリスに嫁いだ方のブログには、自慢が多く、見ていて楽しくも何ともない。また、アメリカ人と国際結婚している人を見下す傾向にありませんか?」と来た。

私は「私のブログの記事から、何処を自慢に捉えますか?」と返信した。
すると「貴方のではない。ロンドンに住む日本人のブログが」と返ってきた。
違うんかい!!私やないんかい!!
そやわな・・カーライルに住んでいる自慢など、微塵も自分が感じてへんのに、そら私やないわな。
ほな、何で私に聞く?
私かてロンドンに住みたいわ!!
地下鉄が走っている街に住み、高いビルを見たい・・。

国際結婚が自慢など、いつかの時代にあったのだろうか・・。
どちらかと言うと、「ああ・・気の毒に。結婚相手があんな国のひとやったばっかりに・・」と思われている方が多いような気がするのは私だけであろうか。
少なくとも、私は自分の事を気の毒にと思っている。

せやから、こんなカマボコ1つ、栗の甘露煮1つ手に入らない境遇の気の毒な私に、どうか「健康茶」を推薦する記事をせがまぬよう、宜しくお願いしたい。

但し、カマボコ1年分送ってくれるというのなら、健康茶を考えてやってもエエ。

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2014年11月20日

起こるべくして

テーマ:暮らしハプニング
友人が事故を起こした。
運転中の友人の車に、別の車が横からぶつかってきたのであるが、幸い、車に凹みが残っただけで、怪我などなかったので良かった。

友人が事故にあった場所は、まさに事故多発場所とも言えるラウンドアバウト(円形交差点の一種である。通常3本以上の道路を円形のスペースを介して接続したもの。最近では日本でも取り入れられてる県があるらしい)である。

信号が不要で渋滞を回避し、スムーズに右左折ができるため、非常に便利なものではあるが、ここにもルールはある。
このルールを守りさえすれば、非常に便利で事故など起こるはずがないように出来ているがしかし、このルールを知らない人がいて混乱する。

ちなみにルールとは、円形を時計と見立て、自分の行きたい方向が12時までなら左車線から侵入、12時以降に右左折するなら右車線から侵入するというルール。これを12時ルールと呼ぶ。

我が家の車はミッション車であり、若かりし頃に免許を取った時以来、ミッションを運転する機会のなかった私は、再びこちらで教習をう受けなおした。
勘をとり戻しつつ、何が一番良かったかと言うと、このラウンドアバウトのルールや、暗黙の了解ルールを先生に教わった事である。

例えば、「ここは標識がないけど時速60キロで走るんやで。理由は4年前に女の子が車にはねられ死亡した事以来、当時70キロだった制限速度が60に変更になってん。標識はないけど地元の人の常識になっているし、スピード違反で捕まらずに済むから」と教わったり、ラウンドアバウトの12時ルールは基本守らなければいけないんだけれども、「ココは特殊な形状になっているから、あっちに進むときは左から侵入」など、警察官や教習車の先生しか知らない事を沢山教えてもらえた。

問題なのは、この12時ルールが定められたのが、最近になってからであるため、それ以前に免許を取った人が知らないということである。
先生は、「一応法が定められたとき、新聞に掲載された」と言っていたが、新聞を読んでいない人には知られる機会さえないまま今日に至る。
それをニュースで繰り返すわけでもないから、知らない人達は自分の好きな方向から侵入して出て行く始末で、こうして事故が耐えないわけである。

私の友人もしかり。
彼女が免許を取った17歳の時、こんなルールはなかった。
だから友人は私が左から侵入する場合、彼女は右から侵入して強引に入って行くやり方で今まで来た。
うちの旦那も義母も、亡くなった義父も「12時ルール」を知らない。

いつだったか私が「12時ルール守ったほうがエエで。事故になった時、どちらが正しい方向から侵入してきたかで、有利になるって教習の先生が言うてたから」と言ったことがあったが、「そんなん教えてもらってへんもん。習ってませんで通すわ」と、結局は今まで通りのやり方できた。

教習車に乗っていたときも、何度となく他の車から当てられそうになった事があった。
そのたびに、先生は「安心して。こっちが正しいねん。事故になってもこっちが正しいルールで走っているから、向こうが悪いねん」と、何度も言葉をかけられた。

そのたびに、何故こんなに接触事故が多発するのに、政府は繰り返しこのルールを訴えないのだろうかと疑問に思って来た。
事故を防げるのだから、何度も何度も言うて損はないと思うのであるが。
未だに「12時ルール」を知らない人は多く存在する。
これをどうにかして徹底する事は不可能なんだろうか。
赤信号は止まれ!!と同じで、こういうルールで行け!!と公表し、認知度を高めるのは難しいのだろうか。

結局、友人と相手のオッサンは互いに「12時ルール」を習っていない世代であり、「そんなん聞いた事ない」という事で、警察から「12時ルール」についてちゃんと勉強するように言われたらしい。
友人の家族も「12時ルール?何やそれ?」という感想。

自分は正しいルールで走っているのに、そのルールを知らん奴が前後左右に走っているから、運転していて2回に1回は私も事故を起こしそうになる。
このルールをラウンドアバウトの入り口にデカデカと看板で出す事は不可能なんだろうか。
費用がかかるとは思うが、せめて多発地域では認知度を高めるべきである。

面倒臭いのか、そういうお国柄なのか、教習の先生も「ほんま、同感やわアンタに」と言っていた。
まあ、事故を防ぐには結局「互いの譲り合い」なのだと警察官は言うが・・。

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2014年11月18日

テーマ:嫁ばなし
旦那の真ん中の兄夫婦(嫁がオーストラリア人。オーストラリア在住)は、2週間前からタイに行っている。
嫁の40歳の誕生日祝いに、嫁がかねてから行きたかったタイに行ったのである。

さて嫁、前の夫との間に16歳と14歳の双子の3人の息子がいる。
今回も長男は置き去りにし、14歳の双子と現夫との間に生まれた5歳の息子を連れて行った。

巨漢にトップレスの姿を恥ずかしげも無く自分のフェイスブックに掲載し、それを友人と家族に見られる快感を楽しめる嫁。
昨日は家族で夕食に行ったという写真を掲載していた。

行った先は、タイ女性がトップレスで働くレストラン。
上半身は完全に丸出しで、下だけ超ミニのスカートを履いてサービスしてくれる。
自分の14歳になる息子をトップレスの女性達に囲ませ、写真を取っている嫁は、ある意味凄いお母さんだと笑うしかない。
こんな教育方法も、あながち間違っていないのだろうかなどと思えてくるから、この嫁の魅力・・いやいや・・違う違う。

14歳と言えば多感な時期。
男になった事はないが、健全なる少年なら、女性の体を見たくてしゃーない時期やないのか?

トップレスが喜ばせるのはオッサンだけやと思っていたが、トップレス女性に囲まれた女性の肩を抱き、そこに写る少年の鼻の下は伸びまくっていた。
14歳でも、あんなにデレデレ顔をするのかと、この歳ながら大発見である。

そこに5歳児も連れているから、もう分けが分からんのであるが、その写真に数人の人がコメントを寄せていた。
「5歳児も連れて行ったの?」「14歳でよく入店許可されたわね!」など。

嫁はコメントで返す。
「でも私は13歳の時、既に男を知っていた」と。

これを読む無表情の義母。
腹の中で大爆笑の私。

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2014年11月17日

誘い誘われ・・・

テーマ:子育て
私は実家が商売をしていたため、自分の誕生日会を友人を招いてした事がない。
両親が経営するお店が閉店した後、母が作ってくれたご馳走がズラリと並び、祖母や叔父叔母を呼んで家族だけでしていた。

イギリスに来る前、国際結婚をしたフランス在住の元アナウンサーの女性の記事を雑誌で読んだことがあった。
その方が、「何が大変って、子供の誕生日会。呼ばれたら必ず呼ばなければいけない。盛大に、毎回趣向を変え、それはそれは親にとって大変」だと語っておられた。

こんなん面倒臭せ~。
だから子供の無い生活がエわ~などと他人事として読んでいた。
そしてイギリスに嫁ぐ事になり、子供にも恵まれ、その日は確実に近づきつつあった。

数日前、幼稚園の先生を通じて、招待状をもらった。
中には同じ幼稚園の女の子の誕生日会の招待状が入っていた。
場所は自宅。
今回は50人ほどを招待し、3歳半以下の子供は兄弟であれ同伴不可。
理由は、自宅内に高価な皿などが飾ってあるのと、グランドピアノなどがあり、破損しても弁償できる価格のものではない為、言って聞かせて理解出来ない3歳半以下はアカン・・と書かれてあった。
ケータリング業者が全て運営し、マジシャンやバンド、ピエロなどが来るとの事。

娘の幼稚園の午前の部は、子供が5人しかいない。
午後の部には8人のみ。
少人数なので呼びやすいと思うが、呼ばれたら最後。
次回からはこちらも呼び返さなければ、もう二度と友達のパーティには呼ばれないと思え!!と、先輩ママから教わった。

今回、私は幸運にも1日仕事なので、旦那が行ってくれる事になった。
仕事が無くとも、旦那に頼んでいただろう。
こういう場での英語のジョークが、200%分からん私は、何一つ面白いと感じられず、愛想笑いで疲れてしまうからである。

来年から、どこかを借り切ってやらなアカンのやろか。
今から既に憂鬱やわ・・・と、こんな話を知り合いママさんに話したら、「間違ってもマクドナルドとか、公民館でやったらアカンで。金がない、ケチのレッテル貼られてしまうから」と数人のママさん達が頷いた。

たかが子供の誕生日会やろ?
何処でもエエんちゃうの?
ここにも見えない親の見栄がチラつくのである。

「仏教徒は誕生日を祝わない」と言おうか・・とも提案したが、「そんなんしたら、学校行き始めた時に、自分の子供が仲間はずれにされるで」と親は言う。
誘い誘われ・・めっちゃ嫌いや・・こんなん。

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2014年11月15日

噂ばなし

テーマ:暮らしハプニング
娘が通う幼稚園は、小学校の横に併設されている。
日本のような立派なものではなく、プレハブみたいな建物で、買ってきた巨大倉庫が幼稚園みたいな感じである。

さて娘を連れて門の手間まで来ると、5メートルほど先にある小学校の門の前で、小学校に子供を通わせているであろう母親3人が立ち話をしていた。
私の気配を感じた3人は、物凄い形相と速さで私をジロっと見、「違う、違う。あの人違うわ」と言う感じで首を横に振り、再び周囲を警戒しながら話始めた。

誰かの噂話をしてるのであろう。
私がその対象でなくとも、アンタら、めっちゃ嫌な感じやで!!と丸わかりである。
ましてや、その対象が来たら、どう感じるのだろうか・・などと思いながら幼稚園に娘を送り込んだ。

私が幼稚園の門から出てくると、私の前を子犬を連れた母親が横切った。
この人が小学校の門の方へ近づくや否や、さっきの3人はクモの子を散らす勢いでそれぞれの車に乗り込み、颯爽と逃げ帰った。
バレバレやんか・・
あんなにあからさまにするくらいなら、どっかの喫茶店で悪口言う方がエエと思うけどな。

学校の保護者と噂話はセットになって付いて来る。
もちろん、そんな事に関与しない人も多いが、そんな話が好きな人も多い。

うちの旦那の学校にも、小5のクラスの男の子の父親と、6年のクラスの女の子の母親が不倫しているなどという噂で持ちきりである。
がしかし、悲しいかな、あながち嘘ではないようで、やはり火の無い所に煙は立たんということやろうか・・。
まあ、こんな話はどこの学校にも1つは必ずあるというから、世は平和なのか乱れとんのか・・

私の友人にも、友人の母親と若い男性担任が駆落ちしたケースがあった。
なんで手短に不倫すんねん!!と思うが、恋は盲目なのだろうか。
そんな恋などしたことない。

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2014年11月13日

年に数回

テーマ:暮らしハプニング
ゴミの回収は2週に1度しかない。
雑誌、缶ビン、段ボール、プラスチック、一般ゴミを全て分けて出すのであるが、2週に1度なので、それはそれは凄い量になる。
しかしながら、決められたケースからはみ出る分は持って行ってくれないため、入らなかった分は2週間後に回す事になる。

そんなわけで、ゴミの日はちょっと待ち遠しい日にもなるほど、早よ来てー!!となるのである。
しかーし!!そこはイギリス!!
来ない日もある。

待てど暮らせど来ない。
そんな時は、大家族で暮らす隣の家の御主人が速攻で市に電話。
「何忘れとんねん!!早く来んかーい!!」と怒鳴る。

しかし、ゴミ回収車は午後3時で終了。
残業という事がないから、「そんなん言われても、今日はもう無理」となる。

普通の物言いでクレームの電話をかけると、「悪いけど、2週間後まで待ってて」と言われた事がある。
そのため、隣のご主人は半ば脅し状態で電話をかけ、それも何度も何度も繰り返し電話をかけると、「ほな、明日行くがな・・」と、渋々来てくれる。

今日もゴミの日だったのであるが、夕方まで来ない。
もう多分、今日は来ないであろう。
隣の御主人が再び電話を入れてくれているであろうから、私は「いつもありがとう御座います」と、焼いたチョコレートケーキを持って行くのである。

「こんなん、いらんで!!うちも持って行ってもらわな困るねんから」と言ってくれるが、一応持って行くことにしている。

「何で回収を忘れるんですかね?」と私が聞くと、ご主人は言う。
「忘れてんのちゃうねん。3時できっちり仕事が終われそうにない日は、避けよんねん」と。

この日本では考えられない「来ない日」が、いつの日かよき思い出となる事であろうと、今は想像も付かないが・・

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2014年11月11日

こんな1日

テーマ:イギリスの職場ばなし
7月から仕事を再開した私の悩みは、もっぱらスコットランド人との接客である。
スコットランド英語と言っても、その地域ごとに更なる方言があり、それは強かったり時に独特な言葉で形成されていたりして、聞き直せば客に怒鳴られる時もある。

言葉をかけるのを恐れてしまうが、しかし接客業である以上、そこを避けては通れない。
言葉が通じるか否かは、カケ同然なのである。

今日も客に、今やっているキャンペーンをお勧めするべく声をかけた。
優しそうな祖母と14歳前後の孫娘の2人組である。
「今この商品をお買い上げになると、もう1枚が半額になります」と説明した。

すると無表情に私を見た祖母であるババアが一言。
「本当、最近は英語が話せない店員が多い事。全く理解出来ないわ!」と孫に向かって言ったのである。
耳を疑った。
聞き間違いだろうと思った。
がしかし、孫娘から一言。
「うちの学校にも中国人多いねん」と。
さすがババアの孫である。

ババアは「さあね。さ、もう行きましょう」と孫の手を引き、お店を出て行った。
アジア人は人喰いとでも思われているのだろうか。

確かに、私の英語は英国人が話す発音では決してない。
しかし、あえて言うべきことでも無いはず。
よほど私の英語が耳障りだったのだろうと判断し、気にしないことに。

その後、副店長(というても20歳半ば)から「私、あなたを採用して本当に良かったと思ってるの。思った通り、本当によく動いてくれるし、接客にも慣れているし。本当に良かったと思っているの」と言われた。

こんな言葉に救われるのである。
7月に入社して以来、私はずーっと「ここに向いていないのではないだろうか」「役に立てていないのではないか」と、言葉の壁を気にしてきた。

相手が私の言葉を理解しても、私が相手の言葉を理解していなければ、自分の中で意思疎通が取れていないままに進行する。
これが、とてつもなく闇なのである。
しかし、こういう日の最後にこんなアリガタヤ言葉である。

アノ人、エエ人や~!!泣き3と今日も牧場の間を時速120キロで岐路に着く。

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2014年11月09日

恐るべし慣れ

テーマ:暮らしハプニング
ここから1時間離れた町に住む旦那の一番上の兄が、子供2人を連れて金曜の夜から義母宅に泊まりに来た。
義母は冬の昼3時半以降は絶対に運転しないし、義兄は駅から義母の家までのタクシー代をケチる。
そのため、たいていうちの旦那か私が駅まで迎えに行き、義母宅まで送り届けることになっている。

電車が夜8時前に到着予定だったので、今回は旦那が行った。
しかし、なかなか帰って来ない。
やっと帰って来たかと思ったら、「人身事故で電車が1時間遅れてん」との事。
思わず2人で、「珍しいな~電車の人身事故て・・」と、日本時代を懐かしむ。

どうやら自殺だったらしく、電車に身投げする事など滅多にないここでは、大騒ぎとなった。
恐らく、今回が初めてだったと、長年そこに勤めた駅員さんが言っていた。

電車といっても2両しかない小さなもの。
人が飛び込んできたときの衝撃は、電車内にドカーン!!と響き渡り、その後何かが下で絡まる音を引きずりながら、電車は停止した。

電車の中に閉じ込められた乗客と、ホームに立っていた数人の悲鳴。
救急車で運ばれたが、どうなったのかは不明。
旦那の兄も始めての事で、震えていたという。

駅前で待っていた旦那は、人身事故だという話を聞き、思わず「ヘー珍しい」と思っただけだった。
私も全く同様、同じ反応をした。
これは恐ろしいかな、大阪に暮らしていたとき、ごくごく当たり前に起こっていた人身事故による電車の遅れによる慣れである。

初めての経験に、1人しかいない駅員も客も大パニック。
泣き叫ぶ声が、逆に旦那に驚きを与えた。
大阪のラッシュ時のホームで「只今、○○駅にて人身事故があり、電車が遅れております」のアナウンスを聞いても、悲鳴をあげている人など皆無だった。

何なら仕事に遅れる事の方が迷惑で、声には出さないが内心「迷惑やな」と思っていた人も多いはず。
私もそうだった。
そんな日に限り、自分が早番の当番だったり、出張で新幹線に乗らなアカン日だったりして、電話をかけまくって謝罪しまくり、遅れる旨を説明しなければならない。
そうして、一体いつまで待つやら分からない状況で、イライラしながら待つのであった。

以前、裁判所に勤務する方とお話しすることがあったのであるが、その方が「電車で身投げしたら、ほんまに大変やねん。駅員にも多大なる迷惑がかかるし、遺族にも膨大な慰謝料が請求される。裁判で随分と安くはしてもらえるが、それでも金額は決して安いものではないねん」と聞いた事があった。

日本で暮らす外国人から、必ず聞かれる「何で日本人は電車に身投げすんの?何で迷惑がかかる方法でするの?」と何度も何度も聞かれた経験がある。
この身投げ=電車の構図は私にも分からないが、文化が関係あるのか否か。

裁判所の方と「せやけど身投げをしようとする心理状況の中で、人に迷惑がかかるなど考える余裕など無いやろね~」と結論づけるも、「逆にこの世に恨みつらみがあって身投げする人は、あえて人に迷惑をかけて死にたいという場合もあるだろうか」と、結局は答えのないまま会話を終えた。

私もJRと御堂筋線を利用していたが、ある時、自分が乗る電車に人が飛び込み、その時の衝撃音と身体に感じた衝撃は今でも忘れない。
ましてや初めての経験で義兄の子供2人は、かなりショックを受けている様子だった。

慣れとは恐るべし。

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