さて私の学校の続き。
前回の授業から気になっていることがある。
それは、とある授業の時の事。

先生が英語における、とあるルールを解説していた。
と言うのも、イギリスで生まれ育ち義務教育を受けて大人になった人達の生徒全員が、とあるルールを知らないで文章を書いており、それについて先生が「ここ、本当に皆知らないのよねー」と言いながら黒板に何やら書いていた。

実は私だけ知っていた。
と言うのも、高校2、3年の担任が英語教員であったのと、先生は英国に3年留学していたことがあり、そのルールを教科書外で習った記憶がある。
その後、豪州で勉強した時もこのルールが役に立ったから、必ずこのルールを守って書いて来た。

生徒達は初めて聞いたようで、なかなか理解に苦しいようであった。
それを聞きながら私はふと思った。
これは英国における英語のルールなのだろうか・・それとも英語圏なら当然のルールなのだろうかと。

そこで手を挙げ、先生に「これは英語圏全てのルールですか?それとも、この国だけのルールですか?アメリカも同じですか?」と聞いてみた。
先生は「当然、英語圏全てです。ちゃんと学のある人が書いた新聞記事や文学には、必ずこのルールが守られて書かれています。よく見てごらんなさい」と言った。

続けて先生は「アメリカ人は新聞記事を書く人でさえ、まともなスペルが書けない。だから長く難しいスペルをアメリカ流に簡易に書き換えてるケースもあるし、もしかしたらこのルールも新聞記事において守られていないかも。でも考えてみて。どこの国が英語を広めたの?私達でしょう?だから、彼らや他の英語圏の国が仮に知らなくとも、元祖はここなんだから。まともな英語を書けるのは、少なくとも私達。さあ、自信を持って頭に叩き込んで!!」と言った。
クラスメイト一同、爆笑。

「英語を広めたのは私達」て・・ちょっと笑える。
私がもし、アメリカに由縁のある人間ならば、カチンと来る話である。

誇り高き国の人々と、英語を共に学べる喜びかな・・・などと、雨降る空に詠んでみる。

PS:ルールは書きにおいての句読点など、その辺のルールです。うちの両親のような老人で、英語に興味の無い方も多くおられるので、長々とその説明を書くのは省略させて頂きました。

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