毎週、火曜は、朝から1時間ほど会議がある。
本日のお題は、9月~11月にかけて、どんなイベントをし、客を集めるかであった。

売る気のない女の集まりである、化粧品売り場の女と、今日はなぜか合同会議であった。
化粧品売り場だというのに、朝から化粧もせず、髪も輪ゴムでくくっただけの格好で出勤してくる事が、私にはあり得ない。

このスッピンで、客に何をどう勧めるというのか・・・
いつも謎である。

珍しく、エスティローダーのチャラチャラした女が、「例えば、パーティ用のドレスを買いに来たお客様がいたとして、もし購入いただけたのなら、無料でフルメークをしてあげて、ついでに化粧品も買ってもらうというのは、どうでしょう?」と言った。

ボスは「ああ、それ良いわね~そうよね、連携よね。チームワークよね!?」と嬉しがった。
と、クリニークの女が、本当にダルそうに「それって、私達がヒマだったら良いけど、他に客がいたら、かなりウザい」と言った。

他の化粧品女達も、「そうだ、そうだ」と言い出す始末。
「だいたい、その客にどの化粧品カウンターに行きたいかを聞いて、私ばっかりに来られても、面倒な仕事が増えてイヤだ」と言い出した。

ファッションフロアの私らは、別にどうでも良かった。
服が売れてるなら、こいつらの化粧品が売れてなくても、関係ないからである。

ただ、連携すると決まったなら、助けてやろうと思うが、こんな態度じゃヤル気も起こらん。

このダラダラ感満載の会議と、女達の態度にムカついたボスは、「だいたいね、あんた達みたいに、口紅1つも塗らずに化粧品売ってるような女から、化粧品サンプルさえ、もらいたくないわよ!!」と言い残し、ボスは去って行った。

こうして、終わりのない会議が終了したのである。
心から思うのである。
オモロイ国にいるな~と・・

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