昨日の土曜日はお野菜メインのお料理ばかり作ってました。
一番時間かかったのが、この春野菜のテリーヌでございます。
説明されないとわからないかもしれませんが、
右側に、うにゃうにゃあるのが、ハートを模した梅ソースです。
本当は、もっとおしゃれに、すすーっと模様を描きたかったのですが、
お皿に梅ソースを置いた時点で、無理だな とアキラメました ^^;
そもそも、野菜のテリーヌを作ろうと思った発端は梅干しです。
近くに気に入る梅干しがなくて、過去2回ほどネットでお取り寄せをしてるのですが、
最後の1個を食べてしまってから、早1か月。
梅干し、買わなきゃな~と思っていたら、
絶対に当選しないと思っていた梅干しモニターにあたってしまいました。
どどんと、1kg。マルヤマ食品様から届きました。その名も、「みつ大玉」
厳選した紀州南高梅の、ちょー大玉の梅干しが、いくつぐらいだろう
たぶん30粒以上入ってます。
とにかく、大きいんです。なんだこら っていうぐらい。
右にあるのは、Sサイズの卵です。 大きいっしょ?
前にも書いたことあると思うのですが、
私、梅干しは、はちみつ漬けとかって好きじゃないんです。
もっと素朴で塩分が10~12%ぐらいの昔風の味が好きなんです。
今回の、この「みつ大玉」、はちみつ漬けなので、
最初どうかな?と思ったんですが、
人工的なくどい甘さがなくて、
自然な甘酸っぱさが美味しく、かなり気に入りました。
世間の梅干しを食べつくしたわけじゃありませんが、
梅干しそのもののグレードが高いっていうのは、素人の私にもよくわかります。
もうぎゅうぎゅうづめです。
お料理は、焼き梅にしようか、お菓子にしようか・・と考えてみたのですが、
まずは、素材の味が一番いかせるシンプルな梅ソースにして、
それにあう、これまたシンプルな野菜のテリーヌを作ることにしたのです。
味はシンプルだけど、作るのは手間がかかるんですけどね、テリーヌ。
レシピは、先日も紹介したナガタユイさんの「テリーヌ&パテ」から。
結局は、使う野菜はおまかせで、
それぞれ、しっかり下処理して水気をとり、テリーヌ型に並べて
鶏だしのゼラチンスープで固めるのが基本です。
今回私が使ったのは、
春キャベツ(塩ゆで)
背の高い、なんとかレタス(軽く塩ゆで)
缶詰のホワイトアスパラ
軽~く塩いためしたズッキーニ
黄色プチトマト
茹でキャベツと菜の花のマスタード和え
ゼラチン出汁のほうは、
コンソメ 200cc + 板ゼラチン10g +白コショウ
ゼラチン出汁は、もう少し量があってもよかったかなと思います。
梅ソースのほうは、裏ごしはあえてせずに、
ブレンダーで梅肉をぐがががががとやり、家にあった梅紅酢で少しのばしました。
ちょっと酸味を追加した感じです。
さっきのハートがいまいちだったので、
次は直球勝負ということで、テリーヌに直接たらりとかけてみました。
しかし、このテリーヌ、いろんな意味で失敗です。
そもそも、これ、上下逆なんですよね。
でも、さかさまにすると、すごく落ち着かない感じになるんです。
味はなかなか美味しくできたのですが、
テリーヌは本当に断面いのちというか、難しいと思います。
たくさん修行が必要です。
でも、この梅ソースとすごくあうんです。
おいしかったな。 上下逆だけど 笑
今回、モニターでいただいたけど、
次にまた梅干しを注文するときは、こちらのお店の「かんばい」か「たくみ」
どっちかを注文してみようかなと思います。 迷うな~。
● 梅見月独自のうす塩の白干梅です。 |
● 梅の酸味をほどよく残した、うす塩味の梅干です。 |
一眼レフカメラで撮る料理写真 |