ダイエット(5)~ヒプノセラピー暗示編~ | セラピスト薫の徒然日記

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自由が丘で、女性のための美と癒しのサロン『Wildstrawberry』を運営しています。
アロマセラピーやヒプノセラピーのことに加え、日常生活についても書いていきます。また、最近ヒプノセラピーを利用したアニマルコミュニケーションも行っています。

こんにちは!


ダイエット中の薫です。


今回は、ヒプノセラピーを利用したダイエットをご紹介します。


最初にヒプノセラピーのことを少し説明します。

ヒプノセラピーは、「暗示」と「年齢退行」があります。


暗示」は、なりたい自分を具体的にイメージしていきます。

イメージが具体的になればなるほど、その暗示が効いて、なりたい自分、理想の自分に近づくことができます。

ヒプノセラピーの本場のアメリカでは、ダイエットや禁煙のための暗示がよく行われているそうです。


「年齢退行」では、自分の子供の頃に意識を戻して、トラウマをかかえる原因となった出来事を確認したり、そこから何かに気付いたり、学んだりします。

場合によっては、前世を体験したりもします。


ヒプノセラピーの講座を受講すると、まず「暗示」について学ぶことが多いと思います。

私も暗示についてたくさん学びました。

そして、ダイエットにヒプノセラピーを用いようと、はりきりました。


痩せている自分をイメージして、とても気持ち良くなりました。

「暗示」は、ワクワクしたり、楽しいという感情が出れば出るほど、効果的だと言われています。

私は、痩せている自分を具体的にイメージして(昔は痩せていたこともあるので、痩せている自分は具体的にイメージできました)、もう痩せている未来は手に入れたも同然と思いました。


それが落とし穴でした。。。

「私はヒプノセラピーで痩せる体質になったから、少しぐらい食べ過ぎても大丈夫」と変な自信を植え付けてしまったのでした。

その結果、太りました。。。


その後、有名なヒプノセラピーの先生の講座を受ける機会があって、「私、暗示でのダイエットはダメでした」と伝えたところ、


「当たり前だ。暗示は、自分の野望をかなえようとしてもダメだ。自分に都合よく解釈して、楽して理想の自分になるための暗示を入れても無駄だ。今の自分に出来ることを愚直に繰り返していけるように暗示を入れて、理想に近づくようにするべきだ」とアドバイスされました。


ダイエットの場合の暗示は、痩せている自分を具体的にイメージするのはもちろんのことですが、そうなるために、何をするのかを具体的にたくさん挙げていかないといけないのです。

そして、出来ないことを暗示しても、無駄なのでした。


例えば、すごく忙しい人が、週5日ジムに通うという暗示を入れたとします。

現実的に無理ですよね。

なので、暗示は効かないことになります。


また、1カ月後に、2Kg痩せている」という暗示もよくないそうです。

もし、1.8kg痩せたとしても、暗示は効かなかったことになります。


1つの暗示が効かないと、「暗示は効かない」という認識が出来てしまい、他の効果的な暗示も効かなくかる可能性があります。

なので、暗示は絶対できると思うことだけ取り入れるのが良いのです。


ダイエットの暗示なら、まずはダイエットするために自分は何が出来るかを考えます。

例えば、

・毎日寝る前に、ストレッチをする。

・通勤時には、階段を使う。

・朝食はフルーツとヨーグルトを食べる。

・夕食は腹八分目で終える。 etc


くれぐれも、出来ない暗示は入れないように気をつけましょう。


私は、「なるべく階段を使う」という暗示を入れてから、いかに自分が無意識にエレベーターやエスカレーターを使っていたかに気付きました。


ダイエットをされている方、これからダイエットしようと思っている方々、ぜひ自分の出来ることを暗示として取り入れてみてくださいね。


では!