秦野盆地からヤビツ峠(2) | 2030年のセカイをつくろう~from 大磯

秦野盆地からヤビツ峠(2)

 つづきです。

●御首塚(みしるしづか)
 なぜこんな田んぼの中に公園があるかというと、鎌倉幕府三代将軍の源実朝(さねとも)公の首塚があるのです。時期を忘れていましたが、今年の春先に鎌倉八幡宮の大銀杏が風で倒れたというニュースがありました(その大銀杏の移植は順調に育っているようです)。そのニュースでも繰り返されていたと思いますが、大銀杏の付近で源実朝が暗殺されたのです。その後、首が行方不明となり、地方の豪族であった波多野氏に託されたとのこと。暗殺されたのが1219年、今から791年前、か。9年後にはイベントか法要でも行われるのでしょう。
 秦野市のホームページにも記載されていますが、波多野氏とは秦野の語源になったことは想像の通りで、渡来人といわれています。秦というと中国系(一部で韓国系という話もあります)な訳で、有能な大陸系の技術が相模地区の形成には大きな影響を与えたのです。そんな歴史からみると稚拙な・・・、という流れで中国談義になってます。
 
・由来
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・首塚の石塔
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 ついちょっと前に家で映画「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」、「BALLAD-名もなき恋のうた-」を立て続けて見ました。これらの感動巨編?とちょっと重なって、じ~んと来る物がありました。BALLADに出てくる「川上の大欅(おおけやき)」は長野県の伊那地方にある(本当は栗の木)ようなので、そこにも行ってみたいのですが。

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●ヤビツ峠
 Kinottyさんのブログで、ヤビツ峠へチャリで攻めているという記事を拝見し、行ってみたいと思っていました。ヤビツは大山丹沢への登山口として有名ですが、昔(バブル頃)、走り屋さん達の御用達の道路としても有名だったので足が向かない場所でした。

・いつものインターバル撮影です
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 途中、車線区分がない急カーブがあったり、基本的には林道ですね。標高500m超の辺りに菜の花台展望台があり一休み。晴れていれば
景色は良いのだろうが、今日は薄曇りで生憎でした。 

・展望台の駐車場から南側
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・西側
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 1kmちょっと登るとヤビツ峠に到着。標高761m、ハイキングシーズンは人気の登山口です。登山客向けに秦野駅から路線バスが走っています。今日の夕方はヒンヤリしていましたが、外国人3人がバスを待っていました。ニュージーで実感していますが白人は寒さにめっぽう強い。全然寒く成さそうです。
 バスを待っている人がいるんだから当たり前なのですが、秦野方面へ下っていると、林道のような細い区間でバスと遭遇。ちょっと広いところまで乗用車が勢い良くバックで登ってきます。バイクにはバックギヤなんて普通付いていないんで、困るんですけど。。。旋回するには道路が細すぎました。無理。なので、車線右にどいてから前進、自動車を交わして追い越させていただきました。これが一番スマートです。

・ヤビツ峠バス停
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・バスが登ってきた!反転を諦め乗用車を追い抜くの図。左隅がバスのライト。
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 メッシュジャケットでの走りはもうすぐおしまいです。
バイクでは来月くらいには防寒対策を考え始めないとなりません。

・お約束
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