今年の放射能関連の本で一番良かった本の紹介です。チェルノブイリ事故後、被災児童を19年間で648人日本に招聘していたNPO法人のチェルノブイリのかけはしの代表の野呂美加さんの著書『子どもとたちを内部被ばくから守るために親が出来る30のこと』という本です。
引用:
体に入って内臓などに蓄積された放射性物質は、放射線を出し続けます。放射線は細胞のDNAを切断する。とくに代謝のときにDNAが傷ついたら危ない。だから、代謝が活発な子どもに影響が大きいし、被ばくした細胞が、後に重大な病気を引き起こす危険性があります。
でも、人間にはDNAを修復する力があります。その修復に使われるのが、酵素。だから私たちの体は今、大量の酵素を必要としています。
酵素は、体の新陳代謝を助けるのと食べ物の消化が大きな役割です。潜在酵素といって、人はもともと酵素を持っています。子どもにはたくさんあり、年齢とともに減っていく。タバコや暴飲暴食でも減ってゆきます。
酵素が足りないと、疲れやすくなり、抵抗力が落ちます。酵素が働くためにビタミンやミネラルなど補酵素が必要です。
酵素は生野菜やフルーツから摂ることもできます。これを食物酵素といい、消化を助けます。潜在酵素の貯金を減らさないために、積極的に摂りましょう。
被ばくしている間は、生野菜サラダ、果物からたっぷりビタミンやミネラルを摂取してほしいけど、そうそうたくさんはたべられません。
オススメなのが野菜ジュースや果物ジュースですが、絞ってから15~25分以内にのまないと酵素が酸化して失われます。だから市販のジュースではなく、自家製が良いでしょう。
以上、引用終了
チェルノブイリ事故後の論文にも、いくつか同じ内容がありましたが、野呂さんの本の方がやわらかい内容で受け入れやすいなと思いました。DNAの修復機能を高めるための酵素がキーワードで、自家製のジュース良さそうですね。
うちにはまだジュースを作る機械がなかったので、りんごをすりおろして15分以内に息子に食べさせてみましたー。
(出所)著書『子どもとたちを内部被ばくから守るために親が出来る30のこと』
著者 野呂 美加 (「NPO法人チェルノブイリのかけはし」の代表)
これ記事以外にも小さい子どもを持つママ・パパにとって、大切な情報が満載なオススメの良書です。ぜひご購読ください。952円で避ける事ができるリスクがたくさんあると思います。
NPO法人チェルノブイリのかけはしは、チェルノブイリの被災地で子どものために取り組んできた母親たちの経験を基に、どのような健康被害があったのか、どのようにすると子どもたちを守ることができるのかについて、多くの情報と知識をお持ちです。