こんばんは。
ふじみ野駅(東武東上線池袋駅より急行25分)
西口徒歩1分のところにある

勇気づけ国語塾塾長、原田武敬です。


今日は月1回の
第1土曜日コースの日。
教室もこんな感じで机なし!

午前は1年生から3年生。
午後は4年生から6年生。


今日は

 

これらの本から
「動物のアクティビティ」を行いました。

4種類の動物を準備し、
なりたい動物を選びます。
そして、

どうしてその動物になりたいのか
他の動物にはなりたくないのか

をグループで(ひとりのところもありましたが)考えます。
そして発表。

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この活動の目的は

・異なった現実を学ぶこと「クラス会議で子どもが変わる」より

(本文より)

異なった現実について理解することなしに
人間の本質や行動を理解することは不可能です。
たいていの大人は、
それぞれの人が異なっており、
異なった考えをもち、
異なった見方をもち、
異なった目標をもっていることを
理解していると主張します。

しかし、
子どもたちの行動に対処する際の
自分自身の行動となると、
しばしば大人は、
まるで1つのやり方しか内容に振る舞います。
そしてそれは「私の」やり方なのです。

教師はしばしば、

すべての子どもたちが
まったく同じように自分の話を正確に聞くべきであり、
まったく同じように教師の目標や言ったことを理解して
受け入れるべきであり、
それから同じように ー従順にー行動すべきだ
というように振る舞います。



この型にはまらない子どもはしばしば罰せられます。

これは極めて尊敬の念を欠いたやり方であり、

子どもたちは、
自分たちなりの尊敬の念を欠いたやり方で
それに応じる
ことが普通です。

(後略)

みんな違っていいんだよ!というのであれば
みんな違っていいんだということを行動で示さなくてはならないわけです。


口では「違っていい」と言いながら
「同じように」することを求めていたら

子どもは大人の行動から見抜きます。
「なんだ、結局みんな違っていいとかいっても
だめなんじゃん…。」
こうやって勇気がくじかれていくわけです。

そして、
大人が尊敬を欠いた行動をすれば
子どもも尊敬を欠いた行動をします。
簡単にいえば反抗です。

つまり、子どもの方から先に反抗はしないということ。
いきなり反抗する子はいない
わけです。
(この話はまた別の機会に…)


話を戻して…

赤坂版「クラス会議」完全マニュアル には、


・物事には肯定的な側面と否定的な側面がある
・積極的に肯定的な側面に注目する

ことを主な目的としています。

(ELM講座でいうと、
「さまざまな見方がある」
ということに関係しますね。)


そうです、今日のテーマは
「違い」


そこで1~3年生のクラスではこの本を。


みんなが違っているって素敵でしょ?
との問いかけがあります。

そこで僕がさらに
「本当にみんな違っていて、素敵だと思いますか?」
とたずねます。
するといろいろな意見が出てきます。
個性とか、文化とか…驚きです^^


そして
4~6年生のクラスでは
せかいのひとびと &

車いすを使っている女の子。
歩けるようになったわけではないのに
女の子の気持ちが変わっている。

「それはなんだろうね?」

いろいろ共感できる部分があったように感じました。


また、
高学年の授業は
お笑い小劇場になることが多く、
ネタフリを理解してくれるのがうれしいです^^
期待を裏切らない対応、素敵すぎます。

※初めからネタを用意しているわけではありませんよ。


勇気づけキッズ達は
本当に
自分の考えをもち
素直に伝えています。

内容も言い方も
本当は大人?
いや、子どもと大人の間くらいの
「コトナ」だなと思うくらいです。


一般的に大人に対して
イヤだ、面倒、つまんないとはっきり言える子は少ないでしょう。

でも、勇気づけキッズ達は言います。
言っちゃいけないことはありません。

言い方はあるにしろ、

大人も子どもも対等と考えるのがアドラー心理学。

アドラー心理学では
従順な子どもを育てません。

したがって
アドラー心理学をもとにした
勇気づけ国語塾では
従順な子どもは育ちません。

いろいろ考え、
いろいろ言える子が育ちます。
たまに、
「おっ、小生意気なこというね~」
ということもありますが、
それも楽しんでいます。

従順な子は育ちませんが、
素直な子は育ちますよ。^^

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<小学生対象>
アドラー心理学を取り入れた
自信とやる気、生きる力が育つ
勇気づけ国語塾 
埼玉県富士見市ふじみ野西1-4-1
アーバンノース1F
URL: http://yuukizuke-kokugojyuku.com
Mail: info@yuukizuke-kokugojyuku.com
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