＠梅田CLUB QUATTRO
■Especia
AMARGA
ナイトライダー
パーラメント
オレンジ・ファストレーン
きらめきシーサイド
FunkyRock
センシュアルゲーム
トワイライト・パームビーチ
雨のパーラー
Interlude
マセラティ渚メドレー(不機嫌ランデブー～アバンチュールは銀色に～海辺のサティ～くるかな)
Intro
BayBlues
BEHIND YOU
アビス
FOOLISH
No1 Sweeper
Theme of BayBridge
-EN-
X・O
YA・ME・TE！
ミッドナイトConfusion
-EN2-
Twinkle Emotion
ミッドナイトConfusion (Pureness Waterman Edit)
すごいものを見てしまった。現時点でアイドルのライブとしての最高到達点ではないかと思わされる素晴らしい内容だった。この場に立ち会えて本当に良かったと思う。このライブは映像化される予定だそうなのでざっくり興奮そのままでどん。
Especiaのアルバム内容やインタビューを読めば製作陣やプロモーションに対して評価が高くなってしまう傾向があるが、このライブでは曲の素晴らしさとともにパフォーマンスの素晴らしさに魅せられた。安定感が増したはるかちょと、もはや別次元へレベルアップしていったもなりの歌唱力。足の骨折が心配されたちかぶぅも切れのあるダンスを披露していて安心した。
ライブ定番曲のアッパーチューン「Good Times」も不要なほど、それぞれが2年間で磨き上げたパフォーマンス力で場の空気とバンド演奏を引っ張っていく。「トワイライト・パームビーチ」では終盤アカペラでワンコーラスを通す演出。バンド演奏が止まっても続くグルーヴ感。これがアイドルのライブなのか、桁違いすぎるだろと聞きながら思ってしまった。マセラティ渚メドレーでは人気曲をメドレーで繋いでいく贅沢な使い方で徐々に空気をGUSTOへと変えていく。
その後のMCでメンバーがこの2年間を振り返っていたが、喋り始めてすぐ涙がこぼれるもなり、かわいい。ワンマンに来てくださいとずっと言っていただけにこれだけクアトロが埋まったことへの嬉しさから来るものなのか、それにしてもかわいい。それに続き私は泣かないんでと淡々と話す三瀬さんやマイワールド全開の暁音。最後の番となったちかぶぅも喋る前から泣き出し、一番最後嫌やったんやーと嘆くが、骨折と家族をネタに泣きながらも笑いに変えるところが関西ガールらしい。
MC後はGUSTOからの曲を続けるが「アビス」、「FOOLISH」、バンドメンバー紹介とソロを挟みつつ披露された「No1 Sweeper」は圧巻の一言。「No1 Sweeper」はこの日一番盛り上がっていたのではと思うほど新たな代表曲として受け入れられていた。あまりにも素晴らしくて体を揺らすことを忘れ、棒立ちになってしまったほど。これだけのパフォーマンスを見せられると買ったばかりの音源では物足りなくなってしまう。
アンコールの「X・O」ではファンからメンバーへ次々にプレゼントが渡されていくサプライズ。そして代表的なアッパーチューン「YA・ME・TE！」「ミッドナイトConfusion」を2曲続け、バンド演奏としてのEspeciaは終了。再び行われたアンコールでは、青のサイリウムがフロアで光る中歌われた「Twinkle Emotion」、そしてアルバムバージョンの「ミッドナイトConfusion」で最高潮を迎えたまま幕は閉じた。
本人達も正直に何年か後もEspeciaをやってるかわからないと言っていた。アイドルはメンバーの意思のみで続けられるものではないので、メンバーの変動や事務所の意向で解散という可能性も十分にある。
しかし彼女達は絶対に評価されなければならない存在だし、出来るなら少しでも長く彼女達の動きを追いかけていたい。そう思わせられる素晴らしいライブだった。最高だEspecia。