この記事はずっと思い続けてきたことですが何となく筆が進まないというか躊躇していた内容です。
これ読んでいろいろ思うことあるかと思いますが、それはそれ、人それぞれです。
そう、パチンコに限らず人の感じる事ってのは十人十色です。
パチンコやゲームなどでよく(おっさんなどに多い)言われているのが
「昔は良かった」
です。
現に私もよくそう思うことがあります。
私がパチンコを打ち始めた頃って…
・換金率も低い
・1回交換やLN制
・1回当ると2400個
・連荘率20%~30%ぐらい
・潜確や小当たりは勿論、時短も無し
・軍艦マーチにパンチかリーゼントの店員
・1箱4000個の箱もあった
こんな環境ですかねぇ。
もっと詳しく書きますと、店内はTスクエアやジョンロビンソン、古めの店では演歌もあり。
板張りの床、ヤニ臭い店内、カウンターは手動でメクル札、女性の店員はカウンターにくつろぐフクヨカな女性。新台入替は数ヶ月に1度、ドル箱は最低でも2500個箱、上げ底なし、ドル箱タワーは足の下、もちろん空箱なんぞ使わない。
まぁこんな環境は嫌いじゃない(笑)
ただ…もし今もこんな環境な店(機種)があったとしても懐かしむだけの期間のみ喜ぶだろう。
パチンコ系のブログ(特に年配者)を見ると「昔は良かった」と書く人が多い。
イコール「今のパチンコはダメ」ってことで。
んーそうなんだろうかなって。
私もずっとそう思ってたんですが…それは単に今のパチンコについていけないだけなんじゃないかなって。
昔の台を忘れない気持ちは大切だけど、今の台を知ることも大事じゃないのって思うんです。
これは私は今、パチンコの開発に関わるような仕事をしていて、いやらしい気持ちで宣伝している訳じゃないけど、今のパチンコだって当時には無かった面白い部分ってあるんじゃないですか?(たぶんw)
十人十色。
パチンコに歴史があるように打つお客さんも歳をとる。
だから昔と言っても人それぞれ。源さんが面白いという人もいれば綱取が面白いという人もいるし、ゼロタイガーが好きな人もいます。
なのでどの時代が良かったとかも人それぞれ。
今思えば、昔から打ってて今もなおホールに通ってるお客さんが一番パチンコを知ってると思う。面白いからこそ通い続けたんだし今も通うに等しい台が存在するんだなって。
私が思うに、昔のパチンコで良かったのは…遊べる環境だったからだと思う。
換金率も営業形態も厳しいから1000円で35回とか回らないと元とれないぐらい厳しいボーダーだったんです。
だから常にブン回りの釘。
ただ現状で同じような環境は難しい。
そんな営業形態じゃお客さんつきませんし、そしてそんな環境だからこそ機種のスペックも少しずつ変わってきたんじゃないかなって。
なので昔風のスペックの機種(ステルスとか)が出てもあんまり受けなかったんじゃないでしょうかねぇ。
ギンパラは今のお客さんにも受け入れられるんでしょうか??
他人事ながらギンパラには応援してます。
私も一応おっさんですからね(笑)
変わるべきところは機種だけじゃなくホール環境(釘とかも)が変わらないと意味がないんじゃなでしょう。
でもそれってやっぱり時代背景(景気とか)が違うんで無理でしょうけど。
時代と共にパチンコは進化してきた。
だからこそパチンコの人気は維持してきたんだと思います。
今のパチンコはダメだと言われる理由は進化してないからだと思っていたり。
やってることは前に流行ったことにちょっとコーティングしただけですから。
この1年間に画期的な台って何機種ありました?
ガロぐらいじゃない?
他のどのパチンコも外見のタイアップや派手な演出こそ変えていても中身はほとんど同じです。お客さんに飽きられるのも当たり前です。
なんかねぇ…昔みたいに打つ前からドキドキするような台って出てこないもんですかねぇ。
あぁ昔は良かったと思ってしまう自分が情けない(笑)