We're Livin' On A Prayer!!
「ネタに困った」わけではないですが、トラックバックステーションに、いちボンジョヴィファンとしては見逃せないテーマがあったので、参加してみることにしました。
僕は、邦楽も洋楽も、少し聴いてみて、気に入ったらものすごいはまるタイプです。そんなタイプがあるのかどうかはわかりませんが(笑)。たとえば邦楽ならミスチル・Going Under Ground(←これは結構最近)、洋楽ならU2・The Bee Gees・The Beatles・Queen・Red Hot Chili Peppers・MR.BIGそしてBon Joviですね。今回のテーマが「ボンジョヴィが止まらない!」ということで、発信したいことはたくさんあるけど、まずはボンジョヴィとの「出会い」について書きたいと思います。長ぁ~くなりますが、よろしければ最後まで。
僕が初めてボンジョヴィを聞いたのは、忘れもしない浪人中の雪の降る夜のことです。本当です(笑)。
東京に降る雪は、サラッと降ってスッと溶けてしまうようなはかないものですが、その日の夜は「これでもか!!」といわんばかりの量が降っていて、外をずっと眺めていても全然飽きなかったなぁ・・・雪が積もった日または夜って、いつもよりも静かな感じがしませんか?雪がいろんな音を吸収してしまうからかもしれませんが、あのシンとした雰囲気が僕は大好きです。
そして、雪とボンジョヴィがどう関係してるのか・・・僕はその雪が降った日の昼間は、町田の予備校に冬期講習を受けに行っていたのでした。センター試験も終わり、そろそろ私立大学の入試が始まる頃です。周りはとてもピリピリしてたんだろうけど、僕や友達はいたってマイペースなので、一緒に予備校のマックで勉強していました。数日前に新聞で見かけた、ボンジョヴィというバンドの来日公演について、少し話をしていて、しかも友達はちょうど「cross road」という「It’s my life」の前までのベスト盤を持っていたのです。他の友人から返したもらったからかな?で、ちょうどCDもあったので、ジャケットなどを見つつ、話をしていたんです。というかその来日公演に行かないか?と誘われていたのです。でも僕はボンジョヴィなんて全く聴いたことがなかった。洋楽はU2とか好きで聴いていたけど、アメリカのバンドのなんて関心を持って聴いたことは全然ありませんでした。
「まあとりあえずチケットがまだあるかどうか見に行こうよ」と僕。絶大な人気を誇るロックバンド、らしいし、チケットがないかもしれじゃん・・・と友達をけん制したのでした。そして近所のチケットぴあへ。行ってみると、なんとまあまだ余ってるじゃないですか!!しかも横浜アリーナ!!友達は目を輝かせてましたね。「何でまだ売ってるの?!」なんて(笑)。そしてまたかなり強く誘われて、「CD貸すから!」とも言われて、行ってみることにしたんです。
その後CDを借りた僕は、とりあえず雪の降る中家に帰り、夕食を食べた後自室へ。外では雪が少し勢いを増して降りつづけています。「ま、聴いてみようじゃないの」などといいつつ、なぜか少し偉そうな姿勢で(笑)、外の景色を眺めながら曲をかけてみました。1曲目は「Livin' On A Prayer」。すると・・・
雪の降るリズムにあわせたかのような音が聞こえてくるじゃありませんか!!「おっ?」と思ったらドラムが入り、そして得たいの知れない音が!!(リッチー・サンボラによる、例のアレです。ワウワウっていう・・・)。そしてサビまできて、聴いたことのある曲だと分かり、なぜか一気に引き込まれました。#1から#15までぶっ通しで一気に聴きました。軽い興奮状態。音楽を聴いて鳥肌が立ったのはひさしぶりでした。#6の「Lay Your Hands On Me」ではパワーをもらった感じさえしました。でもなんといっても「Livin'~」!!何度聴いても飽きなかった!外では相変わらず雪が降っています。そしてイントロとばっちりシンクロしています。ほんとにしびれた・・・
翌日僕は予備校で友達にCDを返し、そして買いに行きました。「CRUSH」も一緒に。
数ヵ月後ライヴに行った僕は、もう完全にファンになっていました。それ以来、幸運も手伝って、ジャパンツアーには毎回行き、例のイントロで毎回しびれています。