先日、「Special Mother」という詩を紹介させていただきましたが( ★
)、
もう一つ、素敵な詩と出会ったので
by Emily Perl Kingsley
私はよく、障害を持つ子供を育てるって、
どんな感じか聞かれることがあります。
ユニークな体験をしたことがない人が
理解して、想像出来るように
こんな話をします。
すてきな旅行の計画をすることに似ています。
例えば、イタリアへの旅。
旅行ガイドをどっさり買い込み、
現地での行動を計画します。
ローマのコロシアム、
ミケランジェロのダビデ像、
ベニスのゴンドラ。
簡単なイタリア語を覚えるかも知れません。
とても、わくわくします。
いよいよやってきます。
あなたはカバンを持って、
いよいよ出発です。
数時間後、
あなたを乗せた飛行機が着陸します。
スチュワーデスがやって来て、言います、
「オランダへようこそ」と。
「オランダってどういうこと?
私はイタリアへ行くはずだったのよ!
ずっと前からの夢だったのに!」
オランダへ着陸したのです。
あなたはそこに留まらなければなりません。
あなたは不快で汚くて、
伝染病、飢饉や、病に侵された
ひどい場所に連れてこられたのではないと言うことです。
イタリアに比べて、
深く息を吸いこんで、
周りをみわたすと…
オランダには
風車があることに気がつきます…
チューリップも。
オランダにはレンブラントの絵もあります。
イタリアへ行ったり来たりして、
とても楽しい時間を過ごしたと自慢します。
そして、あなたは残りの人生、こう言い続けるでしょう、
「私もイタリアへ行くはずだったの。
そのつもりだったの。」
イタリアへ行けなかった痛みは、
決して癒えることはないでしょう。
失った夢はあまりにも大きすぎるのです。
オランダのすばらしさや、美しさを楽しむことは出来ないでしょう。
ところどころ私なりに訳した部分があります(ジェン)
![星に願いを](https://emoji.ameba.jp/img/user/la/lazyholic/1177130.gif)