Miki Ando shows strong character at Sectionals
By Vladislav Luchianov
Photo: JDP
先週末、日本で東日本選手権大会が開催された。そこでの上位5人が全日本選手権へと駒を進めることが出来るのだ。
この大会は、2度の世界女王であり本格的な復帰を果たして間もない安藤美姫の出場によって、世界のメディアからも注目を集めていた。2シーズンの休養を挟み、そして娘を産んで約5ヶ月後、安藤は2013ネーベルホルン杯から競技に復帰し、そこでロシアのエレーナ・ラジオノワに次ぐ第2位という成績を納めた。
東日本選手権はこの素晴らしい日本のスケーターといえども簡単にはいかなかった。SPのスコアは僅か41.97ポイント。順位は第13位。多くの人々が、これが安藤にとっての最後になるのだろうと確信していた。
しかし、安藤をリストから早々に除外した多くの人々は、大きな間違いを犯したことになったのだ。彼女はイゴーリ・ストラヴィンスキーの“火の鳥”による確かなパフォーマンスによって、最終結果を大幅に上昇させてみせた。
彼女はそのプログラムをしっかりとしたトリプルルッツから開始し、トリプルサルコウ-ダブルトゥを含む5つのトリプルジャンプと2つのダブルアクセルを続けた。その内2つのトリプルジャンプはプログラム後半でのものだった。安藤がエレメンツからエレメンツへとテンポを上げて行ったいたことも特筆すべきだろう。彼女は最後の最後まで戦おうとしていたのだ。FSで彼女が得たスコアは105.24ポイント。
それでも、彼女はスピンのレベルを上げる必要がある。
安藤美姫がトータルスコア147.21ポイントを獲得し、第2位という成績を納めた今回の東日本選手権の結果を受けて、彼女は2013年全日本選手権大会に出場することが決まった。全日本選手権は12月21日~24日の日程で埼玉で開催される。
『これが日本の大会での最後の演技になるかもしれないと思いながらリンクに出ました。SPの13位という結果の事はあまり考えないようにして、昨日の自分を責めるよりも1アスリートとしてやれることをやり切ろうと思ったんです。』と安藤が記者会見で語った。
『昨日のパフォーマンスに比べて今日はかなり良くなったと思います。凄く良かったと思いますが、もっと良い演技をしたいですね。』
記者会見で安藤は、11月19日~24日にオーストリアのグラーツで開催される2013年アイスチャレンジに出場する予定であることも明らかにした。