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World Figure Skating  エディター  Vladislav Luchianov

World Figure Skating日本語版   管理者・翻訳者  やっち


テーマ:
Williams shifts Brazil’s interest towards figure skating
By Vladislav Luchianov





サッカー大国のブラジルが、本格的にフィギュアスケートに関心を持ち始めたようだ。先月、ブラジルのアイススポーツ連盟は、将来有望なスケーターの支援を目的としたイベントを、アメリカのニュージャージーで開催した。

これを手始めに、連盟はこれからも定期的にこの様なイベントを開催していくつもりだ。それらのイベントでは、スポーツ施設やトレーニング環境、そして様々なエキスパート達からの意見を得る為に、アメリカのあちこちのリンクで行う予定でいる。ブラジルの氷の侵略?いや、それはまだだ。しかし、絶対に起こらないなどと誰が言えるだろう?現在、世界最高峰の戦いで高い地位を確保し、2014/15シーズンのGPF開催国にもなったスペインが良い例だ。

ブラジルスケート界の成功は、イザドラ・ウィリアムスの名前無くして語ることは出来ないだろう。彼女は昨シーズン、ブラジルフィギュアスケート界初の冬季オリンピック代表(ソチオリンピック)となり、歴史に名を刻んだのだ。彼女は2013年世界選手権でオリンピック出場に手が届くところまで来ていた。トップ24に入る必要があったのだが、彼女は第25位。あと1つの所だった。そして18歳のイザドラは懸命に練習し続けた。アンドレイ・クルコフの指導の下、オリンピックの夢に向かって邁進し続けたのだ。

昨年9月、イザドラはソチオリンピック最終予選を兼ねた2013ネーベルホルン杯に出場した。総合第12位となり、6枠あったオリンピック出場枠の内の1つを見事勝ち取ったのだ。

今年の夏、その芸術的なスケーティングが評価され彼女は様々なアイスショーに出演し、マイケル・ワイスが主催する財団のアイス・チャンピオンズ・スケーティングプロジェクトにも招待された。

WFSオンラインはウィリアムスに話を聞く機会を得て、ブラジルでのフィギュアスケートに対する関心の高まりについてや、ブラジルの若いスケーター達について、そして新しいプログラムやシーズンに対する準備についての話を聞くことが出来た。





WFS: イザドラ、あなたは先日、ニュージャージーのリトルフォールスでブラジル人スケーターの為に初めて開催されたイベントに参加しましたね。このイベントについて詳しく教えていただけますか?

Williams: このイベントは現在アメリカでトレーニングをしているブラジル人スケーター全員を集めて行われたものでした。ここで私たちは初めて会うことが出来て、お互いに評価し合ったり、色々なコーチ達の指導も受けることが出来たのです。


WFS: それはアメリカでトレーニングをするブラジル人スケーターの拠点の様なものになるのでしょうか?

Williams: それとは少し違いますね。ニュージャージーにいる間に、私達スケーター全員があるアイディアを思いついたんです。この先はあちこちのリンクを使って行こうって。例えば、今回のイベントはあるスケーターの拠点となっているニュージャージーのリンクで行われましたが、次のイベントは他のスケーターのリンクで行おうと。そうすることによって私たちはあちこちを廻ることが出来ますし、それぞれの設備やトレーニング環境などを見ることが出来て、色々な人たちのアドバイスも受けることが出来ると思うのです。


WFS: 99.9%サッカー国であるブラジルが、なぜ冬のスポーツであるフィギュアスケートのサポートに力を入れることになったのだと思いますか?

Williams: ブラジルの人たちは興味の対象を変えつつあって、他のスポーツにも目を向けています。最近ではフィギュアスケートに対する関心もかなり高くなって、それが、ブラジルからもっと成功するスケーターが出るようにという、ブラジルオリンピック委員会に対するちょっとした圧力になったのだと思います。ブラジルのスケーターに力を入れることによって、この先もより良いスケーターが誕生し続けることが出来ますし、ゆっくりとですが私達は国際スケート連盟からの信頼も得ることが出来ます。





WFS: 決してリーズナブルとは言えないこのスポーツに専念出来るような、財源を持たない若いスケーター達をサポートするようなプログラムは整っているのでしょうか?

Williams: 残念ながら、国際舞台に出場する準備が出来ていないスケーターに支援するような体勢は、これまでのところありませんでした。ですが、現在活動しているスケーターはトレーニングの為の財政支援を受けることが出来ています。数年前に比べて、連盟の大きな改善ですね。


WFS: 昨シーズンのあなたの業績は良く知られるところですが、あなたの後に続くブラジルのジュニア世代について少し教えていただけますか?

Williams: 先日のイベントで、何人かの将来有望なブラジル人スケーターを見ることが出来て、本当に嬉しかったです。その全員が有名コーチの指導を受け、素晴らしい環境に囲まれてトレーニングをしています。ここ数年の間に、彼らの内の何人かが頭角を現すと、私は信じています。


WFS: 新しいシーズンがもうすぐ始まります。準備はどうですか?

Williams: オリンピックの後は、少し燃え尽きたような感じがしてました。実際、止める寸前だったのです。でも4ヶ月経って、新しいリンクと新しいコーチの下、トレーニングをしています。まだ調子を戻す段階ですが、全体的なトレーニングは上手くいっていますし、また大会に出場することを楽しみにもしています。


WFS: 新しいプログラムについて教えていただけますか?イメージはどの様なものになるのでしょう?

Williams: クラシックロックが大大大好きなので、新しいSPはお気に入りの曲の一つ、レッド・ゼッペリンの“天国の階段(Stairway to Heaven)”のクラシカル・バージョンに決めました。このプログラムはまず、とてもソフトに、繊細な感じから始めるのですが、後半は力強さに移っていきます。FSはブラジルの曲です。このプログラムでは、私が受け継いでいるもの、私自身のもっと楽しい面を見せられたらと思っています。





WFS: 来シーズン前半に出場予定の大会は既に決まっていますか?

Williams: 秋のボルボカップに出場予定です。後は四大陸選手権と、願わくば来年の世界選手権にも出場出来たら良いなと思っています。


WFS: 来シーズンの目標は何でしょう?

Williams: 物ごころついて以来の私の最大の目標はオリンピックに出場することでした。出場資格を得て、そこで戦うことが出来たことは、私のこれまでの人生の中でも最も素晴らしい経験の一つです。でもそれは最もストレスフルな経験でもありましたが。オリンピックというプレッシャーが無くなった今、新しいシーズンの目標は出場予定の大会でベストの滑りをすることと、今までよりも楽しむことです。

Photo: Matheus Figueiredo, official Facebook page of Isadora Williams
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