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WFS公式日本語版

ようこそ、World Figure Skating 公式日本語版へ!


当サイトは本家World Figure Skating にポストされました記事を

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当日本語版は2012年4月にスタートしましたが、2013年10月、

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World Figure Skating  エディター  Vladislav Luchianov

World Figure Skating日本語版   管理者・翻訳者  やっち


テーマ:
Korpi ready to return following surgery on Achilles
by Vladislav Luchianov
special to Icenetwork



アキレス腱の故障によって受けた手術の後、キーラ・コルピは競技に戻る準備が出来ていると言う -Getty Images


フィンランドのキーラ・コルピは、オリンピックシーズンに競技から離脱することを彼女に強いた、アキレス腱の故障から回復を続けている。ヨーロッパ選手権で銀メダルを1度、銅メダルを2度獲得した彼女は、リハビリに数ヶ月専念した後、4月下旬に手術を受ける決断を下した。

コルピの治療には、ドイツ人医師であるハンス-ウィルヘム・ミュラー-ウォフファート、ドイツのサッカーチーム、バイエルン・ミュンヘンのクラブドクターであり、先のブラジルワールドカップで優勝を納めたドイツナショナルチームのメディカルスタッフも務める彼があたった。

ドクター・ミュラー-ウォフファートは、スポーツ故障の分野での世界的権威の一人と考えられており、これまでにもユルゲン・クリンスマン、ロナウド、スティーヴン・ジェラード、ジョルジョ・キエッリーニ、そしてウサイン・ボルトらが彼の元で治療を受けている。

4月に行われたコルピの手術は成功し、6月下旬にはコーチのラファエル・アルトゥニアン(全米女王のアシュリー・ワグナーや全米ジュニアチャンピオンのネイサン・チャンらも指導)の元、新しいシーズンに備える為トレーニング地であるアメリカに戻った。

Icenetworkはこの有名なフィンランドスケーターと話をする機会を得て、故障からの回復についてや、新しいプログラムについて、そして余暇の楽しみ方などについて話を聞くことが出来た。


Icenetwork: 現在の足の状態はいかがですか?リハビリは順調ですか?

Korpi: お気づかいありがとうございます。長い時間がかかりましたけど、今は本当に良くなっているのを感じています。4月にアキレス腱の手術を受けて、6月の終わりごろにはリンクでのトレーニングに戻ることが出来ました。ふくらはぎや大腿四頭筋の筋肉を元に戻すために沢山時間を割かなければならないですけど。左の下肢を6週間ギブスで固定していたせいで、その部分の筋肉がかなり落ちてしまったのです。


Icenetwork: ドクター・ハンス-ウィルヘム・ミュラー-ウォフファートの元での治療はいかがでしたか?

Korpi: ドクター・ミュラー-ウォフファートには感謝してもしきれません。彼には2月からお世話になっていました。彼は医者として素晴らしいだけではなく、人を元気にさせる人なのです。彼は最初、手術無しで私の足を治療しようとしました。でもその治療に6週間費やした後にも、故障部分にまだ壊死組織が見られたこともあり、残る選択肢はその壊死組織部分を健康な組織と入れ替えることだけとなってしまったのです。

手術は4月にドイツのテュービンゲンで、ドクター・ミュラー-ウォフファートが信頼を置いているドクターのウルリッヒ・シュテックレの執刀によって行われて、大成功に終わることが出来ました。ミュンヘンでのリハビリは当然のことながらかなりチャレンジングなものでしたが、そこで私は、世界のあちこちから集まり私と同じく困難を克服しようと頑張っているトップアスリートに会うことが出来ましたし、そこで沢山の友達もできました。同じ環境にいる仲間との支え合いが、私にとってとても大切なことだったのです。


Icenetwork: 手術に至るまでの流れを教えていただけますか?

Korpi: 昨年9月に故障をした後、フィンランドの医者がまず故障の状態を診断して、保存療法を勧めました。それが手術よりも効果的であると考えられたからです。でもその療法では状況が上手く進まなくて、結局セカンドオピニオンを聞くためにドイツに向かったのです。

ドイツでは、ドクター・ミュラー-ウォフファートが、最終手段である手術の前に、あらゆることを試してくれました---トリートメントやリハビリトレーニングなどをです。手術はやはり、それに伴ったリスクも高まりますから。でも私の場合、体が本来持っている力だけではどうにもできないほど、腱の壊死組織部分が多かったのです。それで手術に踏み切りました。


Icenetwork: あなたは長い間競技を続けてきていましたが、でも今回の故障はオリンピックシーズンに競技からの離脱を余儀なくさせるものでした。その時のお気持ちは?

Korpi: 勿論、オリンピックをテレビで見るのは良い気分ではありませんでした。でも、私の家族や友人、コーチのカルロス・アビラ・デ・ボルバが、キャリアでも大変な時期に私の精神的な支えとなってくれたのです。そしてドクター・ミュラー-ウォフファートと執刀医のドクター・シュテックレもまた、その時も、そして今も変わらず私を支えてくれています。本当に感謝しています。


Icenetwork: 故障から復活したキーラ・コルピから、私たちは何を見ることが出来るでしょうか?

Korpi: 昨年12月から、素晴らしいカルロス・アビラ・デ・ボルバと一緒に働くことが出来て、本当に嬉しく思っています。手術を受けた時でさえ、私達は懸命に取り組むことを休まず、出来る限りプロでいようとしました。6週間ギプスをはめた時でも、ある程度コンディションをキープすることが出来たことは、本当に素晴らしいことです。

何時間費やしたのかも解らないほどプールに通い、バレエをし、サイクリングマシンを漕ぎました。エッジワークや体の動きに取り組むだけではなくて、柔軟性を増すことやインナーマッスルを強くすること、バランス感覚を高めることなども取り組みました。なので、今シーズンの私を見てもらえたら、これまでとの違いに気が付いてもらえると思います。まるでダンスの様だと思うわ!


Icenetwork: 新しいプログラムについては何かアイディアがありますか?

Korpi: SPは昨シーズンにジェフリー・バトルに作ってもらったものを、今シーズンも使おうと思います。曲はビートルズの“A Day In The Life”のジェフ・ベックバージョンで、振付はとても洗練されていてかっこよく仕上がっているのですよ。FSは7月の初旬にシェイ-リン・ボーンと作りました。曲はシベリウスの“Violin Concerto in D minor”に決めました。

この2つのプログラムはタイプが全く違っていて、どちらとも大好きなのです!特にシベリウスの曲を滑ることは、ずっと私の夢でした。今やっと機が熟したと感じています。振付はとてもチャレンジングなものになっていて、ダンススキルも多く要求されます。私の母国、フィンランドに対する私の気持ちを表す内容になっているのです。素晴らしく美しい自然溢れる夏、でも情け容赦ない暗く寒い冬・・・とても感情的な曲で私の気持ちを表す曲と振付になっています。


Icenetwork: 昨シーズンは残念ながら競技を見る側になってしまいました。昨シーズンを見ての印象は?

Korpi: 昨シーズンを見て、若く、非常に才能豊かな新たな世代のスケーター達がトップに躍り出たことがわかりました。でもその一方で、経験豊かなスケーター達もまた向上することを止めてしまわず、滑りを別の次元へと高めていました。


Icenetwork: どのパフォーマンス、もしくはどのスケーターが気になりましたか?その理由もお聞かせください。
 
Korpi: 昨シーズンは本当にもう沢山の素晴らしいパフォーマンスが見れたので、いくつかに絞るのはとても難しいですね。でも毎日でも見ていたいパフォーマンスを一つ選ばなければいけないとしたら、テッサ(バーチュー)&スコット(モイア)と答えるかしら。


Icenetwork: 最近、マドリッドオープン(テニストーナメント)にあなたがいるのを見ました。テニスはスケートの次に好きなスポーツなのでしょうか?時間に余裕がある時は、どのようにして過ごしているのでしょう?

Korpi: スポーツは大好きです。テニスはその大好きな内の一つですね。マドリッドオープンにフィンランドの友達、ヤルコ・ニエミネンが出場していたのです。彼の試合を生で観戦できて本当に楽しかった。

時間があるときは、沢山本を読むのが好きですし、他には映画を見たり友達や家族と出かけたりします。食べることも大好きなので、友達や家族と素敵なディナーを楽しんだりしますね。


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