もっと輝けるコーチング＆セラピー＠人間磨きすと の山本尚央子です。
インナーチャイルドカードきょうの１枚は、大アルカナのXII「吊られた男」です。
モチーフは「ジャックと豆の木」です。
子どものころに親しんだ物語ですが、私は「あらすじ」を忘れていました。
母親が「牡牛」を売って食べ物にしておいでと言ったにもかかわらず、ジャックは豆を買ってしまいます。
それは魔法の豆でした。
がっかりした母親が投げ捨てた豆はぐんぐんと育ち、雲の上まで伸びました。
ジャックは豆の木をよじのぼり、雲の上の巨人の城から金の卵を産むガチョウ（雄鳥説も）を奪いました。
豆の木をつたってジャックを追いかけてくる巨人。
あわやというとき、ジャックが豆の木を切り倒し、巨人は落ちて亡くなり、その後、ジャックは裕福になって母親と幸せに暮らしましたとさ。
ジャックの行動はこれでいいんだろうか、とは思うものの、結果的に彼は牡牛という唯一の宝を手放すことで、大きな富を手に入れています。
母親もまた、何もかもあきらめた末に庭に投げ捨てた豆が、思わぬ宝を呼び込みました。
私には「情けは人のためならず」という言葉が浮かびました。
ライダー版タロットの「吊し人」同様、自己犠牲、優先順位という意味もあります。
――そうすれば新たな気づきが得られます。
このごろの私は、インナーチャイルド・カードのメッセージに応えて、悪癖をいろいろ手放す努力をしています。
まだ足りないのかなあ。。。
左のボイジャータロットでも、XIIは「吊るされた男」。
完成したばかりの「ボイジャータロット～本当の自分に出会う旅～」によると、「自分が背負うべき十字架を受け入れてカルマを果たし、それを力や勝利に変えていく。人生は循環するものであることを理解して受け入れる。そうすれば循環から抜け出すことができる」とあります。
右のOSHO禅タロットでは、XIIは「NEW VISON＝新たな角度から見つめ直してみよう」です。
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