褒められて嬉しかった一言を教えて! ブログネタ:褒められて嬉しかった一言を教えて! 参加中


広告の仕事を始めてすぐのコトだったかと思います。

何の報連相をしていたのだか・・・。詳しい内容は、すっかり忘れてしまったのですが。
多分、印刷のことを話していたのだと思います。
何だか、分かったような気になって、生意気なコトを言っていたのでしょう。

”お前さ、えらそうに言っているけど、印刷現場って見たことがあるの?”と言われたのです。

上司からすると、現場も見ていないクセに分かったような気になって、曖昧で適当なことを自分の推測だけで言うなとか、机上の空論で物事を話すな、しっかりと考えて客観的事実を元に論理的に行動しろよってコトを言いたかったのだと思います。

当時は、謙虚さであるとか、上司に対する口の利き方などは弁えていたつもりです。その言葉を言われて、無言になった私は、それでも悔しそうな顔はしていたかと思います。(当時は、表情に出るコトを酷く怒られていました・・・。)

グッと我慢はしていたモノの、心の中では、”チクショー!今に見とけよ?”なぁ~んて、汚い言葉を思っていたかと思います。その時の非常に悔しかった気持ちだけは、よく覚えておりますので・・・。”分かったよ!見に行けばいいんでしょぉ~!見に行けば!”なんて、感じでね。(そんな青臭い私が、恥ずかしい・・・。)

それで、その週末に印刷工場見学に行った訳です。負けん気の強い私は、他の現場にも足を運びました。その後、新しい商材が増える度に、現場へとせっせと向かうわけです。海外でノベルティー製作をするコトがあれば、何とかその現場を見に行きたくて、売上キャンペーンや社員旅行で行く先に、そこにしよう!とせがむ・・・。

同僚達が、海外で遊んでいる最中、私は現地のエージェンシーの人に連絡をして、地下鉄を乗り換えて、工場の人に車で迎えに来て頂いて、製造現場の見学をして、検品などをしたりする訳です。

そうそう!いつだったか、納品日が間に合わない!という時には、ちょうど当時の社長が、製造現場に旅行に行くと言えば、持ち帰って来て下さい!と平謝りでお願いをして、成田まで迎えに行って、道路で検品をして、そのまま客先に納品!なんて、荒技をやったりして、上司を巻き込んだりしていました。

※このブログを読んでいるメンバーの皆さん、止めてね?巻き込みは・・・。

そんなことをやっていまして、数年後に管理職になった時に、上司に言われた一言。

”俺も、何十人と部下を育ててきたけど、お前だけだよ。本当に現場を見に行ったヤツは。”
”凄く素直なヤツだよな。言ったことは必ずやるもんな!”

厳しい上司でもありましたし、よくよく怒鳴られました。
アホじゃないの?ってよく言われましたし、売上が下がったときには、半年間くらい口をきいてもらえないし、こっちも意地になって話しかけないし!(強情なので・・・。汗)

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褒めて伸ばすという言葉もありますが、ここぞと言う時にしか、褒められませんでした。結果を出したときだけ。やりきった時だけ。プロセスへの労いもあって、どうしようもない不可抗力が発生して、頑張っても、結果として出なかったときには、”そんなこともあるよ!”と飲みに連れて行ってくれたっけ。


でもまぁ・・・、色んなコトがあったなー。

と、今は良くも悪くも、想い出となっております。(今は、一緒に働きたいとは思わないんだけど・・・。)

けれども、何だかんだと感謝をしていたりする訳です。


私も、上司として、経営者として、日々精進していきたいなと切に思います。



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クチコミ判定は
メモ判定:★★★★★(金星星
だそう。