いろいろな感情がうずまく広島! | ホワイトバンドキャラバン -ほっとかない学生プロジェクト-

いろいろな感情がうずまく広島!

カラフルな表現力のある国になってほしいなあと思い、LOVEもPEACEもそもそもPeopleありきだと感じたハンドマンの日記です。


今日は広島のキャンペーンイベントの日!雨というよくない予報を裏切り、今日もメッチャ晴れて、暑い!
この旅、天気にはほんとに恵まれています!最高!


平和記念公園を中心に活動をはじめます。
ここは原爆ドームと平和記念館というダブルの強烈な施設で、被災の悲惨さをリアルに実感させられます。

この場所で、特別な感情になるのも、やはり実感できるということがポイントであると思っています。


人間は忘れやすい生き物ですから、実感してみないと、考えたり行動したりということはなかなかできない
ようにおもいます。貧困問題に対しても、戦争や平和に対しても実感できるシステムというか習慣がもっと
あれば、いいなって思いました。 それが常に身につけるホワイトバンドで実現すればいいのですが、それ
っだけじゃまだ弱い気もします。


キャンペーン開始してすぐ、僕らは校外学習に来ていて、お弁当を食べている中学生に声をかけました。
中学一年生でメッチャ無邪気な子ばっかりで、めっちゃんこ可愛かったなぁ!
中学生ってこんなにかわいいんだぁ!僕のイメージだと、中学生日記とかみたいな感じで、なんか思春期でグレて不良になるかならんかの境目の時期なんかと思って、いたんですが、みんな素直にかわいく育っていました。


その中でもやっぱり女の子の方が、書く内容も、ためらい方も、すこし大人っぽい気がしました!
男の子はちょっと馬鹿なノリで、僕は楽しかったです。こういうところは僕も中学生のころから
何一つ変わっていないような気がします。自分の中にある子供の心、大切にしていきたいです。



先生とも握手をでき、たくさんの天使たちに囲まれて握手の写真も撮れました。
ばりばりのサングラスをかけたちょっと怖そうな先生が生徒達に超大人気で、僕はうらやましかったです。




テレビ新広島のかたも取材にきていただいて、熱心にたくさんの映像をとっていただきました。
オンエアが楽しみです。中国新聞のかたも取材してくれました。
もし興味があるかたがいましたら、info@hottokanai.jp に連絡いただけると嬉しいです。
もちろんこのブログでも意見交換をしていただけるとありがたいです。


子供への愛情たっぷりのお母さんに今日も出会えちゃいました!
三人の娘さんを連れて、公園でお絵かきをしたり、お菓子を食べたり、ほんとに目に入れても
痛くないといった感じでした。しっかり教育もなさっていて、愛情たっぷりに育つんだろうなぁ!
ほんとにほほえましい! 小さくてかわいいかわいいカラフルなLOVE&PEACE!
おかあさんの書いてくれたメッセージは「すべての子供たちの平和を願って!」
そしてこの言葉の横に三人の娘たちが、たくさんのハートを書いてくれました!



声をかけてて、おもうんだけど、カップルってのは話を聞いてくれやすいんだな!
そこにLOVEがあるからなんだろうな!優しくなれるんだろうな!ゆとりがあるんだろうな! 

そこに愛はあるのかい?心にダムはあるのかい?←ひとつ屋根の下より!笑


我々大学生というのはばかりで、英語が堪能に話せる人が残念ながらいません。
ですから、今まで外国の方に声をかけるのは躊躇していました。
しかし、テレビ局のカメラマンのかたが、外国人にも書いてもらう絵がほしいとおっしゃるので、
ついに国境の壁をやぶって話しかけにいきます。



するとなんと注意深く話に耳を傾けてくれて、オッケーオッケーといってサラサラって書いていただけました。

そこで勢いがついて、その後も海外の人に声をかけます。
イタリア、スペイン、中国のかたに声をかけたのですが、みんな僕らの英語に四苦八苦しながらも興味をもってくださり、メッセージをかいてくれます。


中国の家族です。お母さんがムチャクチャしっかりしていて、子供たちも個性的なメッセージを書いてくれます。小さくても自分の意志はしっかり持っている感じでした。すばらしい教育はすばらしい!


ここで感じたことは、日本人ならほとんどまず一声が、「なにを書いたらええの?」って僕らに問いかけて、
「たとえばですね~」ってな感じで僕らが説明して、「ほな、それ書くわ!」ってな感じで書いてくれるんだけど、外人さんは自分のおもったことをスラスラって書いちゃうんだよね!


この違いってなんだろう?
日本は他国に比べて、貧困問題に対する意識がたりてないんじゃないかと、単なるカンですが、そうおもえた。

あと自分の感じたことを表現する能力も高い気がする。日本人は相手の反応を重視する点が多い気がする。


日本人はきっと僕らが求めている答えに近づけてくれようと、無意識にしているんじゃないかな?

そういう無意識に気を使える日本人の優しさは大好きだけど、みんな似たり寄ったりの表現に収縮してしまうのは悲しいな。これは学校教育のスタイルの違いなんだろうなぁ!
現状のまま、もっと個性を出して、もっとカラフルな国になればいいのにな!


僕らの声のかけかたが悪いのか!?興味を持っている人に対して、どう言えば、個性ある本人らしいオリジナルの言葉をかいてくれるだろうかと考えなければならないな。


また、声をかけても、いや~な顔をして断ってしまうひとたちに対しては、それぞれの人がそれぞれの事情があるだろうから、なにもいえないけど、心にダムはあるのかい?ってちょっとおもってしまう。

ちょっと驕ってしまっているデビルな心が僕の中に発生してきたよ。


初心に戻らなくては!!「話を聞いてくれないのが当たり前で、聞いてくれる人に感謝!」

でも話を聞いてくれないのが当たり前ってなんか寂しい前提だ・・・。でも僕らが彼らの時間をとって、お願いしているんだから当然のことか。。。


そんなこんなで、広島でもたくさんの人と出会えて満足!平和記念公園だからといって、平和に特別意識が高い人たちばかりではなく、今までと同じ感じの人たちでした。地元人というよりも、大阪などからの観光客が多かったです。


キャラバンで山口県に移動して、大学の友人、ヤオハチことハヤトの実家に泊めてもらいます。
本当にたすかります!