緑萌える春。いよいよ和束町の山々も明るく色づいてきました。
4月23日には和束町でも新茶の初摘みが行われ、お客さまに「今年の新茶はいつ頃?」と聞かれることも多くなりました。
私たちも、「今年のお茶はどうかな」、「もう霜は大丈夫ですよね」と気もそぞろなのですが、和束茶カフェの棚からは、忘れないでーという声が聞こえてきます。
新茶じゃないでしょ?と侮るなかれ。
香りや水色こそ新茶にはかないませんが、「蔵出し煎茶」と呼ばれるほど、よいお茶は熟成した方が味がまろやかになって美味しいとも言われるのです。
そして、和束のお茶は、とてもよいお茶です。
今和束茶カフェに並んでいるのは、昨年収穫され、きちんとした保管庫で、じっくりと眠っていたお茶たちです。
お茶農家さんたちも、「もうこれが去年の茶葉最後!」と置いて行かれることが多いこの時期。
新茶にとって代わられる前に、熟成したお茶の魅力を確かめてみられませんか?
おそらく4月末か5月上旬くらいから、カフェにも新茶が並び始めます。
それはやはりとても楽しみで、うれしいのですが、お越しの際にはぜひ、新茶と合わせて、熟成したお茶たちにも目を向けてみてください。
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知ってますか?蔵出し煎茶…一部再掲です。