寒いですね。
北陸石川県は10℃以下の日が続きます。


まるで1か月前の3月下旬の天気です。




結論から書きます。










種まきは、
祭りのあとに
することにしました



集落の祭りは 4月29日
その後の種まきにしました。

当初の予定の種まき日は4月18日
実に12日以上遅い種まき
1年目(4月10日)に比べ20日遅い種まき。
夜間の温度が寒いので 経験から
種まきが4月末で、遅いとは思いません。

やるきなさそうに地域の人に見られそうですが...。

周囲の
『種まき まだなのか!』
という声にも鈍感になってきました。

鈍感力、磨いています。

また
地域の方も数人ですが
遅い種まきに理解していただける人も現れました。

昨年遅い種まきで成功したので信頼していただけたのだと思います。




毎年 祭りの最中に抜け出し
苗の水やりをしていました。



祭りに失礼じゃないですか(笑)

酒も飲めないし(こっちが本音です^^:)


春祭りをして
豊作を願い
そして翌日か翌々日に種まき!

就農5年目 初めての試みです。




能登に来て5年目で
1、2を争う低温の春です。

『今年は 読めない怖い年だ』と地域の人が言います。

今、普通のお米農家は 
13℃の水温で7日ぐらい水に種もみをつけます。

昔は 小川に杭をたて ずーと冷たい水に
浸けていました。

今は機械化され効率化されています。

私の種もみは2月28日から水に浸しています。
今日で52日目。
現時点でさえ
普通の農家の7倍以上の期間です。
最終的には8倍~10倍の期間になります。

7倍の期間で
寒い日、暖かい日を種もみは学習しています。
毎年書いていますが、種もみは種まき前で すでに
環境の変化に強い対応力のあるエリートに育て上げています。

新しい技術をしているわけではなく
昔の小川の水に浸けているのと一緒です。

昔の、お米作りは理にかなっていました。
今は農業界以外でも 効率化と共に機械投資の世界です。

新規就農者には
資金的に そんな余裕はありません。

お金をかけず4年間、苗に こだわって試行錯誤してきました。
5年目の苗づくり 
昔の農家さんの苗づくりに負けないくらい
最高の苗、作りたいと思います。

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