今年、奥能登に6人
私のような就農者が来ていると聞きました。

友人農家さんに話したら
『来年1人だけ残り
3年後は 誰もいないだろうな』

と言いました。

1年後1人というのは 過剰な言い方かもしれません。
3年後 半分は いないのは確実かもしれません。

『運も実力のうち』

という言葉があります。

就農後
『まるやま組』と出会い、
輪島市に育てられ
金沢大学の調査の力を借り 今があります。

過剰に評価された今
驕る気持ちは、全くないです。
実力は評価の10分の1も無いです。

評価は他人がするもの。
自己評価は、現実を見ています。

研修した
埼玉県、千葉県では私は いつも出来ない研修生でした。

石川県内に就農する人には 悪い表現で申し訳ないですが
埼玉・千葉県で研修した地域の研修生の方が
プロ意識も高く 仕事として農業を考えていました。



確かに 実力があっても 
運がないから うまくいかない時もあると思います。

実力がないのに 運だけで生きてきた人もいるでしょう。
(私です)

運だけで生きて
成長するでしょうか?
長続きするでしょうか?

自然栽培の最高峰は肥料使用農家の80%以上の収穫、
それがプロだと思います。

一昨年 無肥料3年目は超えました。
昨年 無肥料4年目は50%に落ちました。



運は バイオリズムみたいなもので
いつもいつも続くわけでは無いです。

運が巡ってくるまでの間に 実力をつけておくべきであり
その実力と運が重なった時に 大きく成長するんだと思います。
 
反対に 運に頼って 慢心していたら
次に どん底に落ちたときに死にます。

だから
運も実力のうちは違うと思います。

常に満足しない事。

そのためには
無肥料5年目で肥料使用の80%を超える
そこが目標でなくては 何も進まないと思います。


無肥料5年目で肥料使用の80%を超えて
初めて農家だと思います。

天候のせいにしていたらアマチュアだと思う。


理想高き人だけが
ほんの一握りのプロになる
挑戦権を初めて得るのだと思う。




本田選手は 自信が無いからビックマウスを言うと言っていました。
私も自信が無い。




怖いです。

『無肥料50%で満足しそうな自分が...』
『どんどんヘタレになっていきそうで...』
『だからビックマウス書きたくなります。』


自然栽培農家が時代の流れになり
農法の1つの選択肢に当たり前になり





いつか、言ってみたい。








『自然栽培、まあ、普通じゃないですか』



(女性だったら本田選手と結婚したい^^)




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