ジャカルタのブッダバー | Yuri's blog; Sa-dou, Piano, Opera, Investment, Southeast Asia, Mideast,

ジャカルタのブッダバー


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           ブッダバー・ジャカルタ 夜の外観




エグゾシズムというかオリエンタリズムを売りにするパリのブッダバーの支店がはじめてアジアに現れたのは、2008年末のジャカルタでした。


ブッダバーのコンセプトは、巨大な仏像をおいてアクセントをつけたレストラン・ラウンジの空間に、アジア系・中東系のチルアウトのような音楽を流すというものです。1996年にパリでオープンしてから世界各地に店舗展開していて、音楽の方も有名なDJによるコンピレーションCDとして10枚ほど出しているようです。


ジャカルタに開店した当時は、予約がなかなか取れないほどの盛況で、その盛り上がりに対してすぐに起こったのが地元仏教団体による閉店運動でした。結局、大物政治家がいろいろと立ち振る舞い、なんとなくうやむやな感じでこれまで続いています。


まあアジアでオリエンタリズムが売れるのかという疑問があるわけですが、最近は店に行ってもそこそこに人がいるという様子で、経営者は満足しているのかどうか。レストランでは、開店当時のカリスマすし職人Tさんが消えてからオーストラリア人シェフが仕切っており、味はあまり期待しない方がよいでしょう。しかし、夜遅くラウンジで音楽聴きながらリラックスする場所としては、一級ではないでしょうか。


ジャカルタのブッダバーで私がもっともお勧めするポイントは、サービスではなくて、建物です。その建物は、現代ジャカルタの超高層ビル街から忘れ去られたようなところにあり、1913年にオランダ植民地政府がバタヴィア文化センターとして建設したものです。戦後の独立で政府所有となり、10年ほど前まで入管事務所として使われていたものをリノベーションして、今の営業となりました。古き良き建物ならではの、オトナの雰囲気ある空間で、贅沢な時間を楽しめます。





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        ブッダバー・ジャカルタの外観





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       ブッダバー・ジャカルタの内部



ブッダバーのCDは、アジア各地で西洋人バックパッカーが顔出しそうな所にちゃんと置いてあります。日本人として行動している限りではなかなか出会いませんが、友だちにその方面の人がいると「なんだ (アジアのクールな音楽なのに) 知らないのか」という感じで教えてくれるでしょう。私は喜多郎の音楽が欧米で根強い人気を維持しているのと似ている線だなと思っています。

ブッダバーの曲は多いのですが、最後にそのうちの一曲を紹介しておきます。


YouTube - BUDDHA BAR III - Golden Lotus






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