中国でビジネスをする際 最初は

ほとんどの方が 通訳を使われるでしょう。



日本人で留学経験等があり、

通訳の資格をもつ人を最初から

雇うことができればよいのですが、


それでは費用が かかり過ぎたり、

そんな人を

探すのは簡単ではないでしょう。


大半の方が、こちらで日本語のできる中国人を

雇うことになると思います。



しかし、この通訳次第で今後のビジネスに

大きく影響することがあります。


それだけ通訳選びには 慎重になるべきだと

思います。



まずは 通訳の語学能力の問題です。



こちら側が伝える日本語をきちんと

理解できる 能力があるか、

向こうが伝える中国語を正確に日本語で

伝えることができる能力があるかです。




日本に数年程度の留学経験があり、

生活レベルの語学が問題ない程度で 

通訳をしている人が

結構多いのです。



大まかな通訳は、大丈夫だとしても 

詳細な内容であったり

また専門的な言葉が多い場合などは

注意する必要があります。




わからないことは その都度 

徹底的に聞いてくれたらよい

のですが 途中、話の内容が

少々わからなくても、


彼らの面子も手伝ってか、彼ら自身の

解釈で通訳したり、そのまま大まかな

通訳で終わる場合もあり得ます。



その結果、こちら側も 中国側も

お互い意思疎通しているつもりが

ある日突然、そんなことは聞いてない

とか、言ってないなどと のちに問題が

発生することがたまにあります。


私の知り合いの中国人も時々 

アルバイトで通訳をしていましたが、


「おいおい!その能力では通訳は

 無理だろう~。」



というレベルでした。


思わず、通訳依頼している企業の方を

心配してしまいました、、、(笑)




<教訓>

通訳選びは 慎重に!


あと、重要なことは相手と交渉する前に 

十分な時間をとり、相手に伝えること等の

リハーサルをやることです。


専門用語などがある場合は 通訳時に

問題がないか十分確認して

おくべきだと思います。