2年前、アップしていた記事ですが、

突然のID削除で、すべての記事を失いました。


その記事の中から いくつかをピックアップ

していきたいと思います。






私が5年前中国進出時に犯した失敗


私が6年前 ホテル業の進出を行う際、

現地法人設立、賃貸契約に際し、

中国人にだまされることを 恐れて万全を

期したいと思い考えた末 



当社の顧問弁護士を通じてある大手の

国際弁護士事務所を紹介してもらいました。


そして現地・上海にてその弁護士事務所の

管轄下にある中国人弁護士が 法人設立や

賃貸物件の大家との賃貸契約に際し、

立会い・交渉に臨みました。


もちろん、その担当弁護士は日本語にも

精通しており、当方とのコミュニケーションには

事欠きません。


結果

良かった点


・日本語に精通しており、当方とのコミュニケーション

 は不自由はなかったこと。


・大家との交渉時においては、ある程度の

 交渉能力を発揮してもらい、こちら側の

 要求を認めされることができたこと。



失敗点

・日本の国際弁護士事務所といえども結局 

 中国国内では 法律行為一切に関し、

 現地の弁護士に丸投げするため、わざわざ

 日本の弁護士事務所と高い金額で契約
 
 する必要があったかどうか。



・弁護士も専門性が 強いため賃貸契約等は割と

 スムーズにいったものの、外資の法人設立に

 関しては 専門外でかなり必要以上の時間を

 要したこと。



・上海郊外における手続き等においては 

 彼らに全くの人脈はなく 結局は当方側の

 人脈を総動員して 多くの
 
 手続きを自らでおこなうことになったこと。



・ただし、彼らが少しでも動いた時間に関しては

 すべて費用が発生し、しかもその費用は日本の弁護士

 費用と同額で換算するため 莫大な失費となったこと。


当初の予定を時間、費用ともに

大幅に超過し、 唖然とさせられましたが、

弁護士相手に喧嘩しても、仕方ないので結局大変な

失費となりました。



<教訓>

もし弁護士を使うのであれば、現地に来てきちんと

リサーチをして そのケースに適した弁護士を雇う

べきだと思います。


しかも、現地の弁護士であれば優秀な人でも

日本ほどの費用はまずかからないと思います。


こちらの弁護士も 人脈のある弁護士ほど力を

持っている可能性が高いです。