ま、ネタが出来たからええけど

仕事に疲れて帰ってきて、といういつもの毎日から家に着いた途端、ちょっとしたドラマを垣間見るとは夢にも思わなかったわけで。

ほうほうの体で家に着いたら一階のエレベーターホールの前でとあるアベックもといカポーが何やら不穏な雰囲気を醸し出している。

不穏な雰囲気は鈍感を絵にかいたような性格のワタシであっても気付くさ、そりゃあ。だって女性の方がシクシク泣いているんだもん。

で、そんな中割って入ってエレベーターに乗ろうとするわけで。

そしたらエレベーターが最上階で止まってて降りるのを待たないといけないわけで。

ってな気まず～～いことがあって帰宅。すると相方が着いたや否やワタシに、

「あ、ごめ～～～ん、生ゴミ出たからほかしてきてくれへん？」

・・・。

ま、ね。相方は悪くないのは重々判ってる。出す時間が遅れたら業者が来てゴミ収集に来るので（ウチは夜に回収に来る）、もしそのタイミングを逃したらまた生ゴミを家に入れないといけなくて、そうしたら家の中が臭い臭いことになるわけで。

ってことで、生ゴミ持ってまた一階に降りたら、そりゃあ居るわな。

女性がシクシク泣いている、男性がこれからの二人のことを思い悩んでいる体の中、生ゴミ持った所帯じみた４０過ぎのおっさんがスルー。

カポーよ。おめぇらはお互いがそれぞれの家に帰らなければならないジレンマのもあって悩みが共有できないなんてことは同じ屋根の下で暮らすと解消できるから結婚はいいぞぉ！！！

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