【映画】探偵はBARにいる | あさだあめ日記

【映画】探偵はBARにいる

原作を読んでいなかったのだが、元々は「ススキノ探偵シリーズ」というシリーズもののハードボイルド小説のようで。

で、この映画。脚本・演出・役者の三位一体となって、一つ一つのプロットを多少の無理はあったが無駄なく繋げてあり、ぞんざいな設定もなく最後までなかなか面白い映画だった。

「多少の無理」は高嶋政伸演じる「カトウ」が惨殺されたときに、通常関係者がやられたわけだが花岡組と黒幕の銀漢興産が報復を、という動きが全くなく「???」と思ってしまったことくらい。

これも「カトウ」自体が鼻つまみ者で厄介払い出来た、くらいに思ってたらしないかと勝手に判断したのだが、それにしても「カトウ」を演じた高嶋政伸は最初誰だか分からなかった。

小雪演じる沙織が夫を殺した関係者に取り行ったように見せかけて実は復讐のために牙を研いでいて最後にどんでん返しみたく関係者に銃を抜いていたが、何んとなぁくそうするだろうなぁ、と思っていたが笑いながら乱射するとは思わなかったなぁ・・・あれは原作にもあったんだろうか?今度原作を読んでみるか。

オススメ度:★★☆

【オススメ度凡例】
☆☆☆:観る価値無し
★☆☆:見どころはあり
★★☆:観て損はない
★★★:観ないと損