このところ、なんとなく時間に追われがちな日が続いていたので「今日は時間を気にせず、自分のペースで過ごそう」と思いつつ、朝、しいたけ占いを見たら、今週の魚座は「好きな時間に好きなようにフラフラすることも大事」と。
そうそう。さすが、しいたけさん!
そんな月曜日。
 
さて、昨日は、一般社団法人 女性ホルモンバランスプランナー協会のF-life主催の「ハーブを五感で楽しむ」という講座で講師を務めさせていただきました!
 
 
お勉強というより体験型のレッスンにしたかったので、まずドライとフレッシュの香りの違いを感じながらスペアミント、レモングラス、レモンバーム、マジョラムの4種類のフレッシュハーブティーを楽しんでもらいました。
 
マジョラムは精油は好きでいつも使っているけれど、フレッシュティーは私も今回が初めて。
ニイクラファームさんにハーブを仕入れに行った時にすすめられて、試してみました。
「飲んだ後の身体のゆるみ感がすごい!」とみんな感動。私も新発見で、夜のリラックスタイムに取り入れたいと思います!
 
 
ハーブは触感を楽しめるのもいいところ。
家の庭から摘んでいったラムズイヤーやゼラニウムの葉のフワフワ感やレモンユーカリを触った時に手に残るスーッとした香りも楽しんでもらいました。
フワフワしたものを触ると癒しホルモンのオキシトシンがアップするので、おすすめ!

 

こちらは、いつもいろいろなことを教えてもらっているご近所のアロマ&ハーブスクール「ハーバルラボ」のかな先生のお宅のティーツリーの木を剪定した枝を分けてもらったもの。

ティーツリーの精油はよく使っても生の枝を見る機会ってないんじゃないかな?と思い、持って行きました。アルコールに漬けてチンキにしたら、深く美しい緑に!

 

ハーブティー以外の使い方の見本として事前に漬け込んでおいたハーブオイルとラベンダーワインも持参。ラベンダーを入れると白ワインがキレイなピンク色に♪ 夜に飲んで安眠対策に。

 

 

レッスンの最後には、ドライハーブを使ったバスソルト作りを。

ラベンダー、カモミール、ローズレッド、ローズピンクの4種のハーブと白とピンクの2種のヒマラヤ岩塩をご用意しました。

 

いい香り!
この袋のままポチャンとお風呂に入れれば、お掃除もラクチンです。
 
 
今回、講座の内容を考えるにあたって、与えられたテーマは「女性ホルモンとハーブ」。
 
メディカルハーブにはフィトエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンに似た働きをするハーブがあり、それを摂取することで女性ホルモンのバランスを整えることが期待できると言われています。
 
でも今回の講座はそれを紹介するのではなく、「ハーブで五感を刺激しながら、ストレスケアして女性ホルモンを整えましょう」というもの。
 
フィトエストロゲンハーブの働きももちろん素晴らしいのですが、女性ホルモンのバランスを乱す根本的な原因となるストレスフルな生活はそのままで緊張してガチガチな身体では、ハーブの持つ薬効もなかなかうまく働かない。
 
そう思っています。
 
だからまずは暮らしの中にハーブを取り入れて、身体をゆるめてあげましょうというご提案です。
 
そこには、私自身の体験が役に立っています。
 
私はいまから10年くらい前、女性ホルモンに関連した疾患である「月経随伴性気胸」と診断されました。
肺の近辺や横隔膜に子宮内膜が飛んで増殖する異所性子宮内膜症のひとつで、一般の子宮内膜症に比べ非常に患者数が少ない稀少疾患です。
 
ひどい時には1~2か月おきに肺がつぶれて「気胸」という状態になるしんどい日々の中で、運よく信頼できる医師に出会えましたが、医師の治療に頼るだけでは治らない・・・そう感じました。
 
病気の原因は女性ホルモンだけど、その背景には生活習慣やストレスが関わっているはず。
それを変えようとしない限り、いくら治療をしてもつらい症状はなかなか改善しないのかもと。
 
それから、ハーブやフラワーエッセンス、食事療法などを取り入れながら生活を変えていくうちに確実に体調が良くなっていくことを体感しました。
 
女性の場合はストレスが女性ホルモンの乱れに直結し、不調となって現れやすいというのはラッキーなことだと思います。
だって、身体が悲鳴をあげているサインにいち早く気づける訳ですから。
そのおかげで男性より女性のほうが長生きなのかもしれませんね。
 
だから、そんなサインを感じたら、身体の声を聴き、ケアしてあげる。
そんな時、ハーブはとても役に立ちます。
 
これからも、ハーブを気軽に暮らしに取り入れながらストレスケアに役立てるような講座やワークショップをマイペースでやっていきたいと思っています!
 
 
バッチフラワーレメディを暮らしに取り入れるコツをお教えします。
ペットへの使い方なども♪