先週末に発売になった『セラピスト』10月号は
認知症ケア特集。
 
私は脳神経外科医に取材した認知症の基礎知識と
音楽療法のページを書いています。
 

 

 
私の祖母はアルツハイマー型認知症でした。
 
もう30年以上前に亡くなりましたが、一緒に暮らしていたので、今回の取材でいろいろなことが思い出されました。
認知症の症状が出始めたのは私が中学生だった頃で、家に遊びに来た友達に同じことを繰り返し話して恥ずかしいと思ってしまっていたな…とか。大学に入ってからは車を運転して、病院に通う母をたまに送ったりはしていたけれど、もっともっと手伝ってあげればよかったな…とか。祖母を看取ってまもなく、母も体調を崩して入院したりしたので、きっと疲れやストレスがたまっていたのだろうと思います。
 
その頃は「アルツハイマー」という言葉も今ほど周知されていなかったように思いますが、たまたま何軒目かに転院した病院の医師が熱心に認知症の研究をしていたため、はっきり診断されていました。祖母の身体も研究材料にしていただき、その後その先生は「レビー小体型認知症」を見つけて発表し、日本の認知症の権威として活躍されることになりました。
 
いまでは進行を遅らせる薬もあり、なるべく早く見つけて治療を開始することが大事です。
それに加えて、今回取材した脳神経外科の先生はアロマやリフレを始めとする補完療法の可能性を信じて、様々な試みをされていました。
今回の特集では、アロマ、音楽療法、アートセラピーなどでの認知症ケアが紹介されています。
 
セラピストさんもそうでない方も、ご興味ある方はぜひお手にとってみてください!
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