朝は涼しいな~と思ったけど、

昼間はまだまだ暑いですね汗


こんにちは。Sayuriです。


今日、テレビの情報番組をなにげなく観ていたら、
フィルムの劣化でキズや色あせが激しかった小津安二郎監督の映画が
現代の画像処理技術で蘇る!という話をやっていました。


特に色は相当変化してしまっているようで
ヒロインが着ているワンピースは本来チャコールグレーだったのが、
抹茶のような色に見えてしまっていたり…。

でも、画像処理後には、きれいなチャコールグレーに!


当時、小津監督と一緒に映画製作に携わっていたという方が

インタビューに答えていたのですが、
「小津監督はに強いこだわりを持っていて、
バーミリオンレッドという色が好きだったので、

それが再現されていて嬉しい」と語っていました。


バーミリオンレッドは、和名では朱色のこと。
やや黄味を帯びた赤で、赤とオレンジの中間の色です。


たしかに処理して復元された映像には、
女優さんの口紅やバッグ、部屋の小物など
朱色っぽい赤が効果的に使われていて、

口元や頬に赤みを取り戻し、ヒロインがより生き生きと見えました。


ひとくちにといっても様々。


前回の記事で書いたボルドーは茶色がかった赤のこと。


他にも紫に近づいたワインレッドローズレッド
ピンクに近い赤など…。


私は、どちらかというとボルドーワインレッドなどが好きで、
バーミリオンレッドのものを身に着けることはまずないのですが、
小津監督にとってはきっと

バーミリオンレッドが女優さんを華やかに引き立てるための

重要な要素だったのでしょうね!


センセーションカラーセラピーで
のボトルは生命力、行動力を表します。


他には情熱、前進、改革など。


オレンジは、社交性、人との交流、明るさを表す色。


バーミリオンレッドは、

その両方の要素を兼ね備えているといえるかもしれませんね。


有名なところでは、北野武監督が好んで使う「北野ブルー」など、

監督によって象徴的に使われる色は他にもたくさんありそうです。


やっぱ、奥深いわー。色の世界ってニコニコ


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