電報
また、親戚の年寄りが亡くなり、
電報を打つことになった。
最近は、身近に冠婚葬祭がないので、
電報を貰うことも、出すこともなく、
まずはどうしよう、からスタート。
そこはよくしたもので、
そういう時はネットで検索。
直ぐにヒットして、
出そうとしたのだが、
夕方、18時から19時を過ぎると、
もう当日配達はないのだ。
告別式は、明日の9時半から。
明日中に着けばいいというものでもない。
最初に狙ったところが18時締切、
次に気付いたのが19時締切だった。
最初から19時の方にしておけばよかったと思ったが、
後の祭り、
仕方なく電話で出すことにした。
下調べをして、
電話をして、
ホッとしたのもつかの間、
電話でも、明日しか届かないのだ。
午前中には着くというので、
もう、それでいいことにした。
昔は、早く着かせるために、
電報を打ったものだが、
今は、体裁のために出すようなものなのか。
慶弔共に台紙もやたら華美になってきて、
5千円だの1万円だのがぞろぞろ出てくる。
電話の場合は、
1字が20円くらいに相当するから、
台紙と合わせると、かなりの額になり、
女房が驚いていた。