紅葉はそれ程進んでいなかったが、
身体に感じる気配は、
すっかり秋めいていた。
コース上には落ち葉が散っていて、
どんぐりが転がっていたりする。
姫リンゴの赤い実が、
特に目立つ一帯があった。
キャディーが食べてみたらおいしくなかった、と言って笑った。
鳥の啄んだ痕があり、
おいしく食べている鳥もいるようだ。
連れの一人が、
あの自然薯は大きそうだと斜面を指した。
ゴルフをせずに、自然薯掘りに来ますか、と笑った。
楽しく周っても汗をかかない一日だった。
出歩くこと4日目、
流石に後半疲れが出てきたのか、
ミスショットが多くなった。