先月に一度寒くなった時はいよいよ冬到来かと思ったが、それから案外暖かい、天気の良い日が続いている。
生来、天気に文句を言わない性質だが、青空が広がる暖かい日には、「ありがたい」と心から感謝。
しかし、もう11月。寒さがいつ来ても不思議ではない。
そんな11月の声を聞いて、昨年、幼稚園児だった孫からの電話を思い出した。
元気いっぱいの声で、こう伝えてきた。
じいじ、もうカレンダーが2枚しかなくなったよ!
驚いた。
1年の10カ月が過ぎ去ったこと、そして、新年まであと2カ月しかないことをカレンダーの枚数で実にうまく表現している。
自分が小学校に入る前、そのような表現が出来ただろうか?
いや、その頃は、毎日毎日、青っ洟垂らして走り回っていただけだから、そんな洒落た表現はきなかったに違いない。賢さが違う。
しかし、その驚きを隠して返事をした。
そーっかぁ。…あげようか?
えっ??
2枚しかないなら、あげようか?
えっ??
じーじは、剥がしたカレンダーを何枚も持ってるからさ。あげようか?
… …。
じーじ、何言ってんの??
(大笑)
またしても、「変なじーじ」と思われて喜んでいる変なじーじでした。
(まこと)