以前から「目標設定をあげると落ちこぼれが少なくなる」と言うことをよく考えていました。
これは、ダンスを教える時にも、また学校教育全般にも言えるのではないか、と言うことを。
それを今回、トランジットしたアムステルダムのスキポール空港が思い出させてくれました。
オランダと言えばチューリップや風車で有名ですが、
世界的にも体が大きな人種としても知られています。
バレーボールでもサッカーでも非常に大きな人達が多く、
そんな人達と戦っている日本人を見ていると、
涙ぐましく、また、勇気を貰います。
そんなオランダ基準で設置された
男性用トイレの小便器は
高いこと高いこと!
それを目の前にすると
目がくらみ、
「どうやったら無事帰還できるか」
位の恐怖に襲われます。
しかし、男子たるもの
逃げ出すわけにはいかない。
切羽詰まってるし失敗も許されない!
なにがなんでも勝たねばならない!
「女には分かるまい」
と嘆いても始まらないから
日本男児は
冷静に冷静に敵前に進み、
ワルツのライズを思い出し、
「えっ、こんなにライズできるんだ」
みたいな、反省の気持ちをチラッと抱きつつ
慎重に行動に移す・・・
無事終えた時の達成感は
そんじょそこらのものではありませんぞ。
言葉は悪いが
「どうだ!ざまー見ろ!」
位、興奮してしまいます。
***
スキポール空港の設定は高い。
が、落ちこぼれも極端に少ない。 (カンカン)