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昨日、速報でお伝えした 杏子のジャム作りの詳細編です♪ 収穫するのが2~3日遅かったらしくたくさん落果していましたが、それでも10Kgの杏子を収穫しました。以下、サハラ家のジャムの作り方です。

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1.皮ごと鍋に入れ、ひと煮立ちさせます。これは、杏子の外側についている虫や雑菌をとり除くためです。


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2.1で煮沸させた杏子の皮を剥きます。↑は皮を剥いた杏子。色がきれいですね。今回は10Kgと大量だったので、この作業が大変でした。

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3.皮を剥いてしまえば、あとはひたすら水分を飛ばすため煮込んでいくだけ♪ 火をいれるとすぐに杏子の果汁が出てきます。家中が杏子の甘酸っぱい香りで包まれます。

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4.途中、煮崩しながら種をとり除きます。半分くらいに煮詰まったら砂糖を入れます。全体量の30%が目安です。


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5.水分が少なくなってくると鍋の中はマグマ状態になり、ジャムが跳ねるので火傷に要注意です。サハラは腕カバーの付いている軍手とサングラスで防御しています。隣りは素手のまま作業を続けている家人ですが、飛び跳ねる火の玉ジャムに向かい「ナンダコイツッ」とか「コノヤロッ」など、ジャムを作っているとは思えない奇声を発しております。

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6.木べらが重くなり、ネットリしてきたら火を止めて冷まします。ジャムが冷めるのを待つ間、容器を煮沸消毒しておきます。自宅で作るジャムはもちろん無添加なので、瓶詰め時の殺菌には気をつけています。なぜなら、作ったジャムの多くは同居していない家族をはじめ、友人・知人に配るからです。お届け先でカビが生えていたら…、お互いがっかりですもの。

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7.今年はたくさんできました。毎年こんなにたくさん杏子が採れるワケではありません。去年はなんと2個しか実がつきませんでした。結実する前に、強風であっと言う間に花が散ってしまったり、鳥についばまれたり…。

いいこととばかりも続かないし、悪いことばかりも続かない。
杏子もサハラの毎日も、そういうことかな…。
汗だくになりながら鍋をかき回しつつそんなことを思っていました。
で、今年のジャムのできばえですが、ちと甘めとなりました。

さっ、次は梅干を作ります♪

@杏子の収穫~ジャム作り 速報編