とまあ、こんな毎日でいいいのか?
忙しい忙しいで、何十年も人生が過ぎていってしまった。
自由業の忙しさは、365日24時間制なので、お給料をいただく人たちには理解しがたいところがある。休日祝日、春夏冬休み無関係。
若い頃は、この度し難い忙しさに周囲からずいぶん嫌味を言われたものである。
「忙しい」が偉そうにみえたのかもしれない。
だが、自由業は忙しいというのが食えている、という意味で、暇になったら失業中ですという意味だ。
人気仕事は、120%仕事があるか、0。どっちかしかない。
ちょうどいい忙しさなどというものは存在しない。
ほんとうに、こんな綱渡りの仕事でよくもまあ、何十年も飯を食えてきた。家族も養ってきた。
誰がなんと言おうと、この結果に自分は自分を褒めてやりたい。
こんなハードな日々を乗り越えていけるのは、その矜持だけ。
「もうやめたい」「もうかけない」「苦しい」内心叫びつつ、今日もかく。
少なくとも子どもたちが自立するまで、これは続く。
でも、もう少しだ。頑張れ自分。
忙しくて放置していた犬を、やっとシャンプー。
さすがに犬も嬉しそう。