2月14日、名古屋(豊田市浄水)の中京大学体育キャンパスへ視察でまいりました。 中京大学の創立者は梅村清光翁で、翁は明治維新当時水戸藩士として藩校弘道館で文武を習い塾頭として活躍、維新後は水戸商業や水戸工業で教鞭をとりその後、萩市などで教育に携わり、最後は先祖の出身地の名古屋で中京商業高等学校を創立、それが現在の高校を含めた中京大学となりました。

 そして、その校是は翁が掲げた弘道館水戸学に基づく「文武不岐」と「真剣味」となっております。 ところで、私との関係ですが、その中京大学が平成33年に創立100周年を迎え、その記念誌づくりで清光翁の足跡調査で、大学の編纂担当の方が翁が一時仮住まいをしていた我が町内「田見小路」に調査で町内会長を務める拙宅を訪れたのが最初でした。

 その後、この出会いが水戸市とのスポーツをはじめ様々な交流事業に発展し、それが縁で体育関係に特化したキャンパスの現況や学生受け入れの実態などについて視察に行った所です。

 その広大な広さとグランド、プール、スケートリンク、弓道場を始めオールラウンドの施設内容で、また約4000人の学生が学ぶ教室も豪華で驚きの一言でありました。

 地方自治体でも持てないスケートリンクを持っている事が驚きを超しており、私が行った時には、3人ほどの学生が広いリンクを縦横無尽に滑っており、その一人がとびぬけたスケーティングをしているなと思っていたら、その人が何とフィギアの「本郷理華」さんだったのである。 音楽に併せ演技が一段落したあと彼女がリンクサイドの私の所へ立ち寄り、軽い会話をさせて頂きました。 そして、2年前の演技構成の中で特に印象に残った「アイリッシュダンス」が良かったと指導者へ伝えると、今年はそれを復活するとの事でした。

 このような良好な環境で学べる学生は幸せで、その結果今、平昌でのフィギュアショートで3位の宇野選手も学生で里華さんも3年生で、その他様々なジャンルで日本代表になっている選手が大勢おるそうです。

 ところ変われば品変わると申しますが、そのギャップの大きさに心が縮む思いになりました。

 宇野君頑張れ、理華ちゃん今年は全日本で3位以内だぞ・・・・・・・・・・