『NO NUKES MORE HEARTS ストップ再処理』 | Wattan Net Life

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?!プルトニウム 角砂糖5個分で日本全滅。

◆会場 : 日比谷野外大音楽堂
  http://hibiya-kokaido.com/
◆日時 : 2007年11月18日(日)
  open 11:30 start 12:00~
  デモパレード 14:45~(予定)
◆入場料 : 無料
◆主催 : 1118 Hibiya YAON 実行委員会 
http://www.nonukesmorehearts.org/


 今月18日、私は午後から日比谷公園野外音楽堂で開催された『NO NUKES MORE HEARTS ストップ再処理』に参加した。日野音01

 もはやすでに、原子力発電、放射性廃棄物「プルトニウム」の再処理、核や劣化ウラン兵器の使用など、その放射線が環境に及ぼす影響は「生態系の死滅」以外にありえない事が周知の事実だ。当然ながら、「安全性を問う」などという生易しいものではないことは明らかである。

 さて、「NO NUKES」のパーティーでは、様々な著名な方々が原発の危険性は当然ながら、さらにエネルギー問題では、従来の火力型石油化学燃料に替わる新たなエネルギー供給源の開発を進めようとするアイデアや取り組みを語って頂いた。私としても、「地熱発電」とか、「波力発電」など初めて聞くことであり、学ぶものも多かった。 ゲスト02
 すでに、我が国でも地熱をエネルギーに転換する発電所は九州や東北の温泉地域を中心に稼動しており、電力会社や民間ホテル会社で実用されている。しかし、地域の「景観を損なう」など、地元温泉との間で問題を抱えているようだ。また、海上の波力からエネルギーを供給源として研究されている発電システムだが、設置場所が海上であることから危険性や建設のコスト高でいまだ実用には至っていない。だが、「地熱」や「波力」そして、「風力」、「太陽熱」を利用した発電システムは、いずれも地球環境に配慮した新しいエネルギー供給源として、これからも注目されることは確かだ。

 すでに、原子力発電所などは、度重なり起こる人災・天災事故によって、“放射能漏れは誰もが否定できない必然現象”として世間で認知されてしまった。もはや、政府も動燃も隠蔽することは出来ない時期に至ってなお、危険性の高い「プルトニウム再処理施設を動かす」などもってのほかだ。放射能汚染による環境破壊の方が「地熱」や「波力」発電所建設の危険度より、何千万倍も危険であることは誰が考えても判ることであろう。

 【川田龍平さんのスピーチ:動画】
『川田龍平 NO NUKES MORE HEARTS ①』

 自身がドイツに留学していた体験談を援用して、ドイツの政治状況を語り、さり気無く「緑の党と社会民主党の連立」をメタファーしてしまうところなど流石だ。一瞬、福島瑞穂さんの表情が戸惑っていたようにも見える。これは、彼から連帯の「ラブコール」と取っても良いのであろうか?
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=646305

『川田龍平 NO NUKES MORE HEARTS ②』
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=646307

 【福島瑞穂さんのスピーチ:動画】
『福島瑞穂 NO NUKES MORE HEARTS ①』

 彼女は、各地の原子力発電所の現地視察を社民党が行なったことを紹介した。そして、柏崎原発の事故翌日にも発電所敷地内を視察したと述べ、そのひどい被災の状況を語っていた。社民党は、自衛隊の駐屯地視察や沖縄辺野古周辺など、最近とくに現地視察を重視して情報収集活動を行なっている。様々な問題に対応するには、まず、確実な証拠を入手すること。その意味で、議員や市民が一体となった「調査団活動」は今後も重要性を帯びてくるだろう。
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=646340

『福島瑞穂 NO NUKES MORE HEARTS ②』
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=646345

 パーティーの後は、恒例の街頭パレードである。参加者各自、思い思いのコスチュームやプラカード、横断幕を持ってのいでたちで出発準備に取り掛かった。ウヨクの害宣車すると、そこに何と公園のゲートからウヨクの害宣車が入ってきたではないか。スタッフ一同、慌ててゲートに駆け出して“侵入阻止”に走った。もちろん、私もあとに続く。さいわいにも、ウヨクは警察の制止に合って、それ以上は中に入ることが出来ず、もときた道をオズオズと引き返らずを得なかった。それにしても、まったくフザケタ連中だ。横断幕プラカード

 ひと悶着あった割には、パレードの各てい団の進行は滞りなく行なわれた。全員が家族、友人と連れだっての市民参加者ばかりだ。とくに今回は、小さい子どもを連れた母親たちが多かった。とりわけ、小さな子どもを持つ親たちに関心が高いのだろう。放射能の環境汚染に一番影響を受け易いのは、妊娠中の母子や5歳未満の育ち盛り食べ盛りの子どもたちだ。そんな中、ひときわ威勢の良かった若者たちもいた。彼らは、なにゆえか「天狗の御輿」を担いで、「ストップ再処理、原発やめろ」と、大声で連呼しながら元気一杯に練り歩いたり、テンポの激しい音楽で踊りまくっていた。見ていて、「何だか青春してるなぁ~」という感じ!!
パレード06

キャンドル01

 すっかり、日も暮れて辺りが薄暗くなった頃、私たちのパレードはゴールに到着した。すでに、先に到着したてい団の人たちが拍手で迎えてくれた。到着地の公園では、大小いくつものキャンドルを灯している。その周りを囲む人びとのなかには灯りを見つめ、掌を合わせ祈る人もいる。何を思うのか。

キャンドル02